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反射的にバッと目を開けをるとAの顔は遠くにあって口元には、
「…指?」
『んっ、、ふふっ、、、』
空いた方の手で口元を抑えながら必死に笑いを堪えようとするA
「ハァーー!!?」
『鉄くん最高っ!!』
嘘だろ!?さっきまでのあのドキドキ返せ!!!
「やったな!?こんにゃろ!!」
カプっと口元にあったAの指を甘噛みする
『ちょ!!鉄くん!何してんの!!』
「ひかえひてすー!(仕返しデスー!)」
ニヤッと笑ってやると真っ赤な顔で睨んでくる
そんな顔も可愛いけどね?怖かねぇよ
「…ところでAさんよぉ、次は俺が先行だよなぁ?」
Aの指先を解放してそのまま手首を軽く掴む
逃げられませんよ?
オジョーサン?
『え』
だって先譲ったじゃーん?と言うと、あ、えっと、その…と一生懸命言い訳を考えてるけども、俺は優しくないんでそんな時間あげません
「ハイどーぞ?」
少し空いたAの唇にポッキーを軽く押し込む
「じゃあ目、閉じてくださいネー?」
さぁさぁAサン
大人のポッキーゲーム、始めましょうか?
番外編終
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作者名:雨宮 | 作成日時:2020年11月8日 21時