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暑いーと言いながら、飲み物飲み物と歩き回る及川さんを無意識にも目で追う
シャワー後、しっかり髪を拭いてなかったのか雫が毛先伝って頬へ流れてる
しかも上半身裸
冬だと言うのに…この男は
『…風邪引きますよ』
全く、明日からキツい練習が始まるって言うのに風邪ひいたらどーするの
…人のこと言えないけども…
失礼しますと言って及川さんの首にかかってるタオルを取り背伸びををしながらガシガシと拭く
最初は目を見開いてビックリしてたけども、加減が良かったのか最終的にされるがまま目を瞑ってる
…前も思ったけど本当に綺麗な顔立ち
そんなこと思ってるといつの間にか手が止まってたみたいで、
「…何見てんの」
と言われ、はっと気が付くとすぐ目の前にニヤついた及川さんの顔が
『…別に』
ばっと目線を逸らし、寝てると思ったので起こしたら悪いかとと痛い言い訳し、着替えを持って早足にシャワー室に向かう
耳が熱い
ドッドッと鳴る心臓
…思わず見とれてましたなんて口が裂けても言えないわ
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作者名:雨宮 | 作成日時:2020年6月16日 21時