及川専属マネの苦悩3 (ページ13)

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眩しい日差しを感じて目を開ける
どうやらカーテンのすき間から入った光が私を直撃してるみたいで

『眩しい…』

顔をしかめ、しっかりカーテンを閉めに行こうと体を起こすと枕元に畳まれた赤いジャージが何故かある

『ん！？』

キャリーケースにあるはずのジャージがなんで枕元にあるんだろうと考え込むけど、答えが出てこない

…まさか都市伝説的な？
動くジャージみたいな？
ホラーな展開現る？と1人妄想して、ふと隣のベッドを見ると及川さんはまだ寝てる

「及川さんー…朝ですよー」

そう声をかけると、んーと言いながら寝返り打つ

仕方がない、ここは自然の力を借りよう

丁度バルコニーの方へ寝返りを打ったから、忍び足でカーテンの前に立ちばっと開く

「うっわ…！！眩し！！」

『ちゃちゃっと準備して朝食取りに行きましょ』

昨日について事情聴取せねば