今日:9 hit、昨日:4 hit、合計:97,605 hit
小|中|大
72 ページ12
「ちょ、ちょっとトイレ!」
と言って立ち上がり、スマホを持ってトイレに駆け込む
「…もしもし…あのー…えっと、
聞こえた…?さっきの…」
聞こえてませんようにと願うけども
「…うん」
願った答えとは違う答えが少し間を開けて返ってきた
だよね、Aちゃんごめん…と心で謝る
「そういえば合宿明けたら夏休み入るだろ??」
突然関係ない話題を振られ、ぽかんとしつつもうんと返す
「帰国後4人でご飯行かねぇ?俺と、Aと及川くんと、岩ちゃんで」
俺とAちゃんは分かるけどそこでなぜ岩ちゃん?
とりあえず突っ込まず分かったと承諾する
さっきのは聞かなかったことにするからーと笑いながら通話は終了
…申し訳ない
電話が終わって帰ってくると、Aちゃんは規則正しい寝息を立てて寝てた
「………俺を選べばいいのに」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
153人がお気に入り
153人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨宮 | 作成日時:2020年6月16日 21時