. 17「本人は冷静である」 ページ18
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『は、離してくれません？』
手を縛られコンクリートの上に座らされた。
ここは、どこかの空き家かな。
男1「離すと思うか？アァ？！」
『思いませんスミマセン』
タバコを吸う3人。
煙が鼻と喉を痛める。
『ゲホッゲホッ』
男2「オイオイ、タバコの煙も吸ったことないんか？これだから生真面目な奴はつまんねぇんだよなぁ！」
『俺生真面目じゃないけどタバコはすいませんよ』
男3「勝手に喋ってんじゃねぇぞ！！」
ガンっと近くのドラム缶を蹴る男3。
名前を付けられてない時点でコイツらの終わりは予想できる。
なんせ、俺のポケットの中に入ってるスマホは通話中。
5人のグループでね。
『あの、ここ何処なんですか』
男3「バカかてめぇ。俺らが言うと思うか？」
グイッと顔を近づけられ睨まれる。
男2「まぁまぁ、そんぐらい言ってやろうぜ？綺麗な顔なんだしよ。ぶっちゃけお前も好みだべ？」
男3「…ちっ」
いや、やめて？！
ムリだから！！！！！
男2「ここはこの街唯一の空き家だよ。
ここには俺ら以外の不良もいる。
ま、俺らの下僕だがなァ！！！」
『…ふぅん。ありがとう』
あ、やべ。
癖で笑っちゃった。
男1「お前よォ、怖くねェだろ」
『…え？』
男1「俺らのこと、ホントは怖くねぇだろっつってんだよ」
ガシッと髪を掴まれ、顔をあげられる。
男1は目を見開きながら笑っていた。
男1「正直に言えよ、なァ」
正直に
『全然怖くないよ』
男1「…おい、コイツのポケットにあるスマホ出せ」
男3「コイツ…！！仲間に！！！」
クソ、バレたか。
ポケットからスマホは抜き取れられ、通話を切られる。
あとは、そらるたちを信じて待つだけ。
男1「いい。それより、少し話さねぇか？」
『…』
男1「お前、なんで俺らのことが怖くねぇんだ」
掴んでた髪を離し、俺に合わせるように男1が座った。
『…アンタたちから助かる確信があるから』
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. 18「ドゥビドゥバへい」→←. 16「本人はﾊﾟﾆｯｸである」
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ハル - 僕も歌テストあったな。もちろん、最高得点より上の12点だけど、作者さんは歌嫌いなんですか？僕は大好きです！ (2022年1月26日 22時) (
レス) @page10 id: c9337234ed (このIDを非表示/違反報告)
狸です。 - 速くない？ (2019年4月7日 19時) (レス) id: d89b3db748 (このIDを非表示/違反報告)
狸です。 - 聞いて良い？ さかたんは５０メートル何秒？ (2019年4月7日 19時) (レス) id: d89b3db748 (このIDを非表示/違反報告)
名無し先生@男主製造者(プロフ) - 杏奈さん» わざわざありがとうございます！！沖縄弁が変換で出てきたので合ってるかと軽く使ってしまいました^^; 修正させていただきます！あお指ありがとうございました！ (2018年7月9日 10時) (レス) id: 7c6295ab3b (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - 沖縄弁…ここでは、方言って言うんで、沖縄弁は、存在しない？と思います。沖縄在住の者より。 (2018年7月8日 18時) (レス) id: 933a615838 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し先生＠男主製造機
| 作成日時：2018年5月17日 19時
