【歌い手】受け体質とか認めない！【男主】

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人狼ゲームをして、30分。

めっちゃ楽しんだ。はず。


｢あー、俺もう寝ていー？｣

｢え、Aくんまだ８時やで…｣

｢明日朝4時から友達に会う約束してますので｣

｢え゛っ、許可取ったそれ｣

｢まさかの許可制｣

｢ほんとは嫌だけど布団を出してあげよう｣

｢あ、あざーす。｣


まふくんが俺の足にしがみついてるのを無視してさかたんの後ろをついていく。

せっかくのお泊まり会(強制)だけど予定は予定だからね。うん。しょうがない。


｢なんか、嬉しそう｣

｢え、わかる？｣

｢Aくんのことで僕がわからないことはないよ！！｣

｢じゃあしがみついてるの鬱陶しいって思ってることも察して｣


そんなこんなしてるうちに寝室と思われるとこに着いて布団を引いてくれた。


｢ありがとさかたん！｣

｢いえいえ〜｣

｢まふくんに言ってない｣



｢じゃあまぁ、ゆっくり寝ててな！｣

｢はい！｣


まふくんがさかたんに引きづられながらリビングに戻っていった。


それにしても濃い１日だったなぁ…。

まさかあの人気歌い手さんの裏の顔を見ることになるとは…。


｢つかれた…｣

｢寝るの？｣


｢うぉっ！！………そらるくん｣


ビビった。死ぬかと思った。


｢…明日｣

｢あ、うん？｣

｢誰と何処で会うの？｣


｢え、｣

ジッと見つめてくるそらるくんは人狼ゲームをしてる時と雰囲気が似ていた。


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