シリアスby tn 夢主side ページ43
〜A side〜
「っ、はぁ、はぁっ…」
mb「いたぞ!こっちだ!」
クッソ…まだ、来んのかよ…
もう、限界、だっての…
「っ、あ"ぁ!!」
力任せに刀を振るう。ほんとはこんな戦い、苦手なんやけどな…
スピードで撹乱して一撃で殺 す。それがいつもの俺なんやけど、今は無理。
素早く動くのも無理やのに。
mb「くっ、何でこんなに強い!?深手を負っているはずなのに!」
あぁそうだよ、今でも痛いわ。それどころか頭痛までしとる。
でも、止まったら倒れてしまいそうやから。トントンさん助けるまではﾀﾋなれへんねん。
「ケホッ、ごほっ…っ、は、ぅぐ…」
返り血と自分の血がしみ込んだ服が重たい。視界がぐらぐらと不安定に揺れる。
「っ、そろそろ、やばいか……!ここや、トントンさんが捕まってる場所」
やっとたどり着いた。重い扉を開ける。
「!!」
そこでは今まさにトントンさんが何かの薬を入れられようとしていた。
頭が真っ白になって、気付けば注射器を吹き飛ばし、周りの人間を斬っていた。
mb「なっ…」
「……」
目の前では注射器を持っていた奴が驚いた様子で顔を青くしていた。
tn「A!?」
mb「何で…お前は、ﾀﾋんだはずじゃ…」
「…あれくらいで俺を殺 せると思うなや」
いつもの自分の声とは段違いに低い声。疲れているためか、怒りのせいか。
mb「ひっ…くるな…!!」
外交官・・・もとい拷問官はかなり怯えているみたいだった。
「……っ…」
かなり、ヤバい…か?くそ、さっきのスピードのせいで傷が…
mb「…っふ、ふははは!どうした、いつまでそうしているつもりだ!?やはりケガがきいているの
だろう!そりゃそうだ!あれだけ深い傷だ!動けている方がおかしい!」
「うる、さいねん…」
その声、傷にも頭にも響くねんけど…?
mb「ははは、威勢だけはいいな!だがその体で何ができる!?そうやって主を守ることくらいだろう!
ならさっさとﾀﾋんで楽になれ!ほら、お前たち、こんなに深手を負っている敵だ、怖くないだろう!?
捕らえろ!」
…?こいつ、何言ってんの…?
もう部下は全員ﾀﾋんだやろ?
…そういうことか。んふふ、おもろい奴やなぁ…
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なんか中途半端ですね…
すいません
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柊 ふわり(プロフ) - SAKURAさん» アドバイス、ありがとうございます！これからも頑張りますね♪ (2020年11月2日 23時) (
レス) id: acf0faa137 (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - 読まさせていただきました！文字数のバランスも良くとても面白かったです！アドバイスは地の文と会話文の間はあともう1行あけた方が読みやすいと思います！更新頑張ってください！ (2020年11月2日 18時) (レス) id: 267427c6f7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 ふわり(プロフ) - 、さん» 本当にすみません！すっかり忘れていました…ご指摘ありがとうございます (2020年9月7日 23時) (レス) id: acf0faa137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 ふわり | 作成日時：2020年9月7日 22時
