独占欲３． (ページ6)

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織山 side

中庭でベンチに寝っころがりながら、檜山と喋ってると

『これどういうことですか！！』

怒り顔のAが来た

織山「おはようのちゅー」

目を閉じて

チューの口をしながら言うと

『ふざけないでください！』

Aちゃんの叫びが中庭に響いた

織山「なに怒ってんの？」

檜山「Aちゃん？」

『生徒会と同等に扱いを受ける？

生徒会への出入りが自由？

ふざけないでください」

織山「お前は教師、生徒から生徒会役員と同等に扱いを受ける

お前に何かした奴は

即退学だ

これは生徒会役員3名以上の推薦で特別に決まった措置だ」

俺はそういいながらAの腕を引っ張り抱きしめた

『わけわかんないです』

ああ、怒らせちゃった

でも、怒った顔も可愛い

檜山「決定事項だから

覆すことは出来ない」

『傲慢だ

あなたたちは』

檜山「Aちゃん」

織山「そういうことだ」

傲慢でもいい

Aを守るためだから

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