独占欲２． (ページ8)

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５８．ページ8

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檜山 side

俺はAちゃんの制服を拾い上げ

Aちゃんを抱え上げた

『ん？』

俺はほとんど使われない第二生徒会室へ行った

ソファーにおろすと、袖を掴まれた

Aちゃん……

檜山「Aちゃん…

一応…俺も男なんだけど」

袖を掴む手を握りながら言うと

『…ごめんなさい』

檜山「Aちゃん…」

俺はAちゃんの頭を撫でながら

優しくキスをした

ヤバイ…早く服着させなきゃ

俺がもたない

檜山「服、着よっか」

『うん』

檜山「…でも、俺が着させたいかも」

俺はAちゃんの耳許でそう囁くと

軽く頷いた

檜山「はい。完了」

『あたし、渉くんと…』

檜山「渉とは、2人っきりになるなっていっただろ？」

『うん』

檜山「……Aちゃんの

乱れた姿…俺が最初に見たかった」

『えっ？』

これじゃ、まるで

俺が誘ってるみたいじゃん

いや、誘ってんだ

だっていま、俺の手はAちゃんの

太腿の上にあるから

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