独占欲２． (ページ7)

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５７．ページ7

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檜山 side

檜山「何してんだよ」

ヴァサイェガ「いいところなんだよ

邪魔しないでよ」

辞書を取りに図書室に行くと

奥から甘い声が聞こえた

覗くと、ブラウス姿のAちゃんと渉がいた

声をかけると、トロンとしている目でAちゃんが見てきた

心の奥からドス黒い感情が湧き上がった

檜山「Aちゃんに手出すな」

女なんて山ほどいるだろ

なんで、Aちゃんなんだよ

『せん、ぱい……んん』

渉がAちゃんのスカートの中に手を入れた

ヴァサイェガ「檜山だって、金城先輩にキスしたじゃん」

檜山「それとこれはわけが違うだろ」

ヴァサイェガ「一緒」

檜山「渉退け！」

ヴァサイェガ「お前こそ金城先輩に手出すなよ」

渉はAちゃんにキスをして

ヴァサイェガ「また、今度可愛がってあげる」

床に散らばった制服を拾い上げ、図書室を出た

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