独占欲２． (ページ45)

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檜山 side

サボり中の深田がきたと思えば

Aちゃんも一緒だった

檜山「戻る気になった？」

『まさか！！竜生が」

檜山「そっか…Aちゃん、この前見せてもらったファイルって

どこにあるのか教えてくれない？」

ファイルは口実

ただ、Aちゃんと一緒にいたかった

資料室に入ると

俺はAちゃんを抱きしめた

檜山「深田のいうことなら聞くんだ」

『えっ、檜山先輩？』

俺、何言ってんだ？

でも、焦ってて可愛い

檜山「Aちゃん……」

耳元で話すと

『ッ…耳は」

檜山「へぇー弱いんだ…耳」

俺はわざと耳に口を近づけて喋った

『先輩！』

檜山「ホント、可愛いやつ、

もっといじめたくなっちゃうじゃん」

俺はそういうと、Aちゃんの太腿に指を走らせた

『ま、って』

檜山「いやだぁー、

だって、Aちゃんいい顔してんだもん」

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