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７７． ページ27
．
北川 side
金城先輩が生徒会を辞める
そう檜山先輩から聞いた時は
おりがなんとかしてくれるだろう
そう思った
金城先輩に会えない日々なんて
想像も出来ない
だから
「拓実あそぼー」
北川「わりぃ…
俺、好きな女以外抱かないって決めたから」
女の子の誘いも全部断った
金城先輩…
もう既に汚れてしなった俺だけど
こんな俺だけど
俺を好きになって
緑廊下の階段に座りながら金城先輩を待った
すると、遠くから足音が近づいてきた
それと比例して
俺の鼓動も速くなった
んだよ、これじゃまるで
恋する乙女じゃん
自分の想像もできない姿に苦笑をしてると
『拓実くん』
俺の名前を呼んでくれた
北川「ここ座って」
俺は隣をポンポンとたたき言った
．
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作者名：伊吏 | 作成日時：2022年4月16日 21時
