独占欲２． (ページ25)

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朝のHRが終わると、クラスがシーンとなった。

何でかと思ったが、そのまま窓の外に目を向けた

「俺、言ったよな

俺の言うことは絶対って」

『えっ？』

そこにいたのは、織山先輩だった

織山「ここじゃ、話しにくい

湧！Aはサボるから、適当に理由考えておいて」

元木「あぁわかった」

織山先輩に手を引かれながら、音楽室へ行った

こうなることはわかっていた

織山 side

生徒会室に行くと、檜山から思いも寄らない知らせを受ける

Aが生徒会を辞めたいと言ってきた

ふざけんなよ

織山「で、辞める理由は？」

触れたい衝動を抑えて聞いた

『うんざりなの…平和に暮らしてたいの！』

織山「んだよ…それ…」

『他の子にしてください！坂口さんなら』

誰だよ坂口って

俺はムカついて、Aの唇に自分のを押し付けた

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