独占欲２． (ページ14)

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深田 side

俺は震えたAちゃんを生徒会室に連れていった

深田「大丈夫。おりたちが片付けてくれるから」

怖がんないように優しく抱きしめながら言った

『迷惑かけてすいません』

Aちゃんは俺の袖をぎゅっと掴みながら言った

深田「迷惑じゃないよ」

『深田先輩…織山先輩を止められる…？」

深田「俺らでも止める事は出来ない

あいつ、一回暴走したら満足行くまで暴走し『深田先輩！！』

Aちゃんは急に俺の名前を呼んで、抱きついてきた

抱きしめた身体は小刻みに震えていた

怖かったんだな

俺はAちゃんの頭にキスを落としながら

深田「大丈夫。俺らが守るから

俺だけじゃなくて、檜山くんも光輝も湧も

生徒会のメンバー全員で」

気づいたら言っていた

表には出さないが、女が大嫌いだ

でも、Aちゃんは

『でもっ……迷惑』

深田「Aちゃんの迷惑はいいの

それにおりがつけば、誰も手を出してこないよ

おりはこの学校で一番最強なんだから」

『うん…』

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