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橋本「俺のせいかよ」
内村「お前の親父が…」
橋本「だから？」
織山「言われ続けたんだろ？
涼が涼がって、ずっと比較され続けたんだろ」
橋本「はぁ？」
内村「ああそうだよ！
何をしても涼くんがって
なのに、なのに、お前はっ
男として最低なっ！」
俺はそう言い捨て
飛び出した
俺、どうしよう
内村「学校辞めよっかな」
どうせ、母さんは見向きもしないし
比較され続けた"涼くん"もああだったし
このままこの学校にいても意味ないし
内村「俺、生きてる意味ないじゃん」
檜山「そんなこと言うなよ」
内村「先輩」
檜山「渉と拓実探してたぞ」
内村「だから？」
檜山「落胆したんだろ？橋本がああで
でも、いい奴だぞ」
内村「先輩が言うんだからそうでしょ」
檜山「生徒会入りな…
尚大命令！尚大命令は絶対だからな」
と俺に微笑んでくれた
でも、先輩がそう言ってくれたからって
生徒会には行かなかった
でも、おりの命令は絶対だった
代わりに……
「颯太くんしよ」
あいつと同じことをしていた
少しでも気が紛れるんなら
．
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作者名：伊吏 | 作成日時：2022年4月9日 0時
