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内村 side
俺は深田にAちゃんを預け
緑廊下まで来た
Aちゃんに八つ当たりしちゃった
涼さえ来なかったら…
俺は不倫の末に出来た子供
周りはそういい、俺を罵った
その事を恥じ
親戚の集まりにも
母さんだけ呼ばれて
俺はお留守番なんてしょっちゅうだ
母さんも
ーなんで、あんたは涼くんと違うの
涼くんはエスカレーター式の学校なのに
毎回毎回涼くん涼くんって
俺は顔も知らない涼くんを憎むようになった
そんな中2の冬
内村「母さん、俺南校行くから」
偏差値46
そこまで高くない学校
母「何言ってんの!?涼くんはー」
また始まった
涼くんと俺の比較
母「涼くんは綾西学園で」
綾西って偏差値70のとこじゃん
母さんもそこに俺が入ったら
俺の事愛してくれるの?
そんな想いで始めた受験勉強
内村「母さん俺綾西受かったよ」
合格を報告すると
母「受かってもあんたは涼くんの足元にも及ばないんだよ」
母さん…どうやったら俺のこと愛してくれるの
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作者名:伊吏 | 作成日時:2022年4月9日 0時