独占欲． (ページ36)

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『パソコンでやるの？』

黒田「ああ、めんどくさいから

手書きは時間かかるし

俺らこの後、行き先も決めなきゃだし」

『函館がいいなぁ』

黒田「好きなの？」

『行ってみたいなぁって』

黒田「じゃ、函館も選択肢の一つにいれるか」

『うん！』

そう言うと

あたしの頬を撫で

黒田「……可愛い」

『///えっ///』

思いもよらない言葉に照れてると

黒田「誰にも見せたくない可愛い」

『恥ずかしいよ』

黒田「一旦休憩にしようぜ」

『えっ、うん』

光輝くんはあたしをソファーに座らせると抱きしめてきた

黒田「少しだけ、こうしてたい」

『…うん』

黒田「みんなのこと、狼だから近づくなって言ったけど」

『みんな光輝くんの言った通り狼で』

黒田「みんな狼だけど、俺もお前の前では狼だよ」

光輝くんはそう言うと、キスをしてきた

数回触れるだけのキスをすると

角度を変えて、キスをしてきた

息継ぎをしようとすると

生暖かいものが入ってきた

『んんっ』

光輝くんの舌は、あたしの舌を絡めてきた

黒田「充電完了」

最後にちゅッと音をたてながらキスをしてきた

．