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19. ページ19






もう散々だよ




あたしまで、織山先輩や檜山先輩に怒られた




拓実くんがキスマークというものをつけたから




教室に置き忘れたカバンを取りに行く途中に呟いた




『みんな女の子に慣れすぎてんだよ…』




「早くしろよ」




『えっ』




驚いて振り向くと




ドアに寄りかかってる織山先輩がいた




織山「行くぞ」




追いかけると




織山「わりぃ…歩くの速かった?」




あたしの方を振り返りながら言った




『大丈夫です!でも、なんで?』




織山「こんな時間に女一人は危険だろ




ただでさえ鈍感なお前だ




素直について行くだろ」




『っ子供じゃありません……わっ』




反論してると




織山先輩がいきなり止まり




織山先輩の背中に顔をぶつけてしまった




織山「子供扱いはしてない」




先輩はそういうと左手を出し




『ん?』




織山「ほら、手」




先輩はあたしの手を握り歩き出した




『//////』




初めてされる行為にドキドキが止まらなかった




『家、ここです』




家についても先輩は手を離そうとはしてくれなかった




織山「あっわりぃ」




『先輩らしくないですね』




そういい別れを言おうとすると




引き寄せられ




唇をなぞられ




織山「俺もこの唇味わいたい」




先輩はそういうと




キスをしてきた




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作品ジャンル:恋愛
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作者名:伊吏 | 作成日時:2022年4月9日 0時

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