独占欲． (ページ13)

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黒田「瑞稀」

井上「っち、ゲームオーバー

Aちゃん、また今度ね！」

瑞稀先輩が出ていくと、足の力が抜け
その場にしゃがみこんだ

黒田「お前は、俺が昨日あんなにいるなっていったのに
何で2人っきりになるんだよ」

『だ、だってぇ』

黒田「だってぇじゃねえよ、瑞稀は光成とは違うんだぞ」

『っっごめんっ』

黒田「ほんと、心配させやがって」

光輝くんはそう言い、あたしを抱きしめた

『こ、光輝くん』

黒田「絶対食われたって思ったんだぞ

この鈍感娘」

ぶっきらぼうに言ってるけど

あたしを抱きしめる腕の強さはどんどん強まってる

黒田「もう、絶対！

瑞稀、橋本、渉、拓実、颯太とは2人っきりになるな」

『…うん』

それからチャイムがなるまで抱きしめられたままだった

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