落ち着けそこのケンカップル【五条悟】

なんで来たわけ ページ12

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釘「 す、すごい！！めちゃくちゃ美人！え、ほんとに先生の奥さん？！ 」

「 んはは、嬉しい。釘崎ちゃん、だっけ？君もすごい可愛いじゃんか〜！アイツに変なことされてない？ 」

五「 し、心外だなぁ…このナイスガイ五条悟が生徒に手なんか出すわけないでしょ〜、？てか野薔薇、Aは美人なんかじゃないから。しみったれたババアだよ 」

「 なんて？もっぺん言ってみ〜？ババアだから耳遠いんだわ。ぶっころすぞ 」

虎「 うおおぉ… 」


ゆっくりと立ち上がった五条が日野に茶々を入れる。
それに笑顔で対抗する日野といったら、シンプルにヤンキーでしかなかった。

黒髪、黒眼、色白、スレンダー。
日野の容姿を簡潔にまとめるならそれだ。
黒髪黒眼。若い日本人からすれば外国の金髪蒼眼に憧れようそれが、日野に当て嵌めると美しすぎるものであった。

グッドルッキングガイ
自画自賛ではあるが、自らそう言っても不思議でないほどの美貌を持つ五条に、日野は確かにお似合いのように見える。

ただしそれは外見の話だ。


五「 んで？なんっで来たわけ？なんか用？ 」

「 お前のために傘持ってきてやったの。生意気すぎでしょ。今ここで折ってやっても構わないけど 」

五「 …伊地知に頼んだら送ってくれるし、傘忘れたのも計算内なんですぅーだ 」

「 たまには歩いて帰れ。太んぞ７９kg 」

五「 あのねぇ、身長１９０の平均体重は７５kgから８０kgぐらいが普通なの。僕の場合筋肉とかもあるし普通に健康状態なの。ハッ、低身長ガリには分かんないかァ…だって君、筋肉ないもんねェ、い゛ｯ！？？？！ 」

「 ごめんねみんな。こんなクソ教師が担任で、！ 」


煽りまくる五条の頭にゲンコツを入れた日野。
態とらしく焦ったように虎杖達に謝罪して、痛みに悶えている五条に傘を投げた。


虎「 あ〜いやいや、何かと助けられたりしてるし！…まあたまに頼りないけど 」

「 ほんとごめんね… 」

五「 ｯほんとにゴリラ！てか何、そのサングラス！くそ似合わないんだけど！僕の真似？痛いねぇｯ〜！ 」


五条がサングラスに指摘した瞬間、日野は固まった。



…もしかしなくとも地雷だったのだろうか。




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サングラスはさ、→←　〃　

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