朝まで大丈夫？ ページ47
何十分経ったか分からないけど、暇で仕方なくスマホを触って待っていれば、二人分の足音が聞こえてきた。スマホを閉じて目を向ければ、案の定ロシナンテとドフィがそこに居た
「……話済んだ？アホ兄弟」
ロシ「うっ……まぁ、な」
ドフ「………無駄話だけが長引いたけどな」
ロシ「い、言わない約束だろ！？」
「んな事で怒らねーよ。ただ待たせてる側も考えろくそ幸せ兄弟」
そう吐き捨てれば、僕は先に家に帰る帰路を歩み始めた。それに続くようにロシナンテはあ、待ってくれ！と言って小走りで着いてきた
ドフィはそれを後ろから眺めてるかと思えば、僕を挟んでロシナンテの反対側に来て歩いていた
ドフ「……なァ、A」
「…何？」
ドフ「俺のこと、ドフィって呼べよ」
思わぬ返答に、思わず僕はは？、と聞き返した
すると右隣のロシナンテがあ！と声を出して僕の顔を覗き込むようにして言った
ロシ「俺も！俺のこと、ロシーって呼んでいいぜ！」
「……じゃあ、音無な」
ロシ「まんまな上に名前にすら掠ってない！！！」
なんでだよ！と言うようにロシナンテは慌てた表情を浮かべている。そんな顔を見て笑うように、ドフィの独特な笑い声が聞こえた
「……わーったよ、呼べばいいんだろ呼べば」
…………………。
右隣からの視線が特に熱い。
僕は小さく息を吐けば、呟いた
「……ロシー、ドフィ」
僕はそう呟いてから、勢いよく地面を蹴り走って家へと向かった。それに追いつこうと自分も走るけど僕より先に出たロシーや、そんな僕らを見てまた笑ったドフィの声を聞いて、なんだか僕は安心してしまって、僕も思わず零れ笑みを吐いた
…家に帰ったら、何故か起きていたルフィ達におかえり！と笑顔で言われ、その日は結局朝までどんちゃん騒ぎでオールで過ごした。
終わり
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56(プロフ) - 大好きです！！！！！！！！！！！！！！（クソデカボイス）更新頑張ってください！！ (5月2日 21時) (
レス) id: b86ffca5ad (このIDを非表示/違反報告)
銀さん推しっ!!!!（自称中２）! - 面白いっ!!!!!!頑張れっ★ (2月9日 18時) (レス) @page47 id: 9d256f67e5 (このIDを非表示/違反報告)
桜丸 - 更新頑張ってください！応援してます！！ (2022年4月13日 20時) (レス) @page47 id: 1e34de8bff (このIDを非表示/違反報告)
がー(プロフ) - 初めて見ました、大好きです、更新ずっと待ってます！！ (2019年9月3日 1時) (レス) id: 8eb0f6b23c (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 初めて見たんですが、とっても面白いです！更新頑張ってください！応援しています！ (2019年8月19日 22時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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