むさ苦しい男共がいる部屋 (ページ9)

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だって此奴馬鹿だもんページ9

あれから数分、それとなーく話してると再び扉が閉められている物置部屋から物音がした。それと同時に声も聞こえた、勿論ルフィだった

「ルフィならもう警戒無用ですね」

「おい、おい！！！」

キッドに何か突っ込まれたが気にしない。僕は物音部屋の扉をそのまま開けば、物置部屋に置いてある物を興味津々と見ながら大きく首を傾げている三船長兼主人公モンキー・D・ルフィがそこにいた

「ん？お前誰だ？」

「第一声それですか。取り敢えず話があるので此方へどうぞ、貴方の仲間(笑)もいますよ」

「誰が仲間だァ！！！」

うるせぇな黙れ下さい、そう振り返り言えば「段々口悪くなってねぇか」と言われた。すまないが元々だ
ルフィは二人と違って大人しく言葉通りに動いてくれ、リビングに出ればキッドとトラファルガーを見て指差して驚いていた

「トラ男とチューリップ！！」

「誰がチューリップだァァァア！！！！」

「残念だがキッド、お前のその髪型はそう言われても仕方ないですよ」

そう押すとうるせェ黙れ！と怒鳴られた。そんな怒らんでもええやん
取り敢えずルフィに二人の隣に座ってくれと促せば首傾げながらもおう！と元気に頷き座ってくれた

変わらずお茶を出せばありがとなー！と言いながら緑茶を一杯で飲んだ、早い

「取り敢えずルフィに説明するとなるとかなり噛み砕かないといけないので簡潔に言います。取り敢えずお前は暴れるんじゃない、わかりましたか？」

「わかった！！！」

「麦わら屋……」

哀れみの目を向けるトラファルガー。ルフィはわかったと言うが多分わかってないしキッドに至っては頭を抱えている。大丈夫かな此奴ら

「あ、自己紹介忘れてましたね。僕は倅屋と言います、未来人の民間人です。特技は料理と投擲と罵声です」

「お前の特技なんだよそれ…投擲と罵声可笑しいだろ…」

「世界投擲選手権大会、世界一の腕を舐めるなよです」

「そんな大会あるかァ！！！」

あるんですよ、貴方達と違ってこの世は平和ですからね。そうキッドに言えば怒鳴り気味にそうだったな！！！と納得された。解せぬ