むさ苦しい男共がいる部屋 (ページ46)

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Dが三人いるから心配ページ46

『んじゃ、時計回りルフィから』

ル「ん？俺がなんだ？」

エ「まぁとりあえず自己紹介しろ」

話聞いてなかったルフィにめっちゃ端折って説明すれば、ルフィは元気よく笑顔で口を開いた

ル「おうっ！
俺はモンキー・D・ルフィ！海賊王になる男だ！！」

『あぁ～……』

しまった、忘れてた
早速最初の自己紹介で爆弾投下しちまったぜ…うえぇ、桃鳥さん顔やめて、皺寄せないで…

そんな僕の思いとは裏腹に、自己紹介は順に進んで行く

エ「俺はポートガス・D・エース、ルフィと…サボとは義兄弟で、白ひげ海賊団の船員だ」

サボ「続いて、俺はサボ。俺自身、小さい頃遭難して以来記憶喪失で何も覚えてねぇんだが……横二人とは義兄弟らしい、宜しく」

ド「俺ァ、ドンキホーテ・ドフラミンゴ…ドンキホーテ海賊団船長だ」

白「…スモーカー、海軍の大佐だ」

サ「俺はサッチ。白ひげ海賊団…親父の下では料理担当として美味い飯振るってたから、腕には自身あるぜ」

サッチの番まで回ると、サッチは自分の自己紹介を終えれば隣に座る僕に向けてウィンクを飛ばしてきた。軽くイラっとしたので鳩尾を肘で殴っておいた

『僕は倅屋。この家の家主で、信じ難いだろうが未来のワの国に住む民間人だ。つまり今君達がいるこの場所は未来のワの国、君達は未来の世界へ時空を越えて飛んできたって事

とりあえず今は軽くこの説明だけしておく。次』

僕がそう伝えると、ちゃんと事実が伝わってなかった数名からは驚いた様に目を見開いたり、逆に警戒する様に目を細め僕を睨んだりと反応は様々だった

まぁそんなのに怯む程では無い(筈な)ので、自己紹介は次に進む

キ「ユースタス・キッド、キッド海賊団の船長だ…」

青「俺はクザン。知っての通り、海軍大将だ…下手な真似をする様だと、容赦はしない」

マ「白ひげ海賊団の船員、マルコだよぃ」

ロシ「俺はロシナンテ…元海軍、だ」

ロー「……トラファルガー・ロー。ハートの海賊団船長」

トラ男の短い自己紹介で、自己紹介サークルは終わりを迎えた。その瞬間、さっき僕が殴ったサッチが僕の肩に腕を回してきた

サ「倅屋ちゃ～ん、酷くない？さっきの酷くない？」

『触るなロリコンこそばゆいんだよ去ね』

キ「だから！お前は俺を盾にすんじゃねェ！！」

僕はサッチの腕を思い切り掴み捻り離れれば、キッドの背後に再び回り込んで盾にする。それでも無理矢理引き剥がそうとしないキッドにやはり優しさを感じる