むさ苦しい男共がいる部屋 (ページ35)

今日:13 hit、昨日:26 hit、合計:104,708 hit

警戒対象:青雉ページ35

ロー「…天竜人が人間、か。面白ぇ」

マ「逆に、そこまで言える辺りが羨ましいよぃ…」

サ「いつか、それが簡単に言える時が来たら…その時は多分、今より平和なんだろうな」

まぁ今貴方達がいるここもそれ以上には平和だと思うけど。なんか隣国が戦争仕掛けそうだけどまぁマシだろ、磁波ぶっ放したり煙になったりバラしたり凍らせたり傷が治ったりする人間がうじゃうじゃいる世界よかマシだろ

『…あー、そう考えると僕結構平和ボケしてんだなぁ…』

キ「急になんなんだよ…」

だから普通に能力者に向けてフライパン投げたり暴言吐けるんだろうなー
死よりも怖いものを知らないからだろうなぁ…実際死ぬ経験なんてした事ないしまずしてたら僕こうやって話してないし

『…緑茶飲むか』

マ「何がどうなればそうなるんだよぃ…」

ロー「もう此奴の思考に関して突っ込むと面倒だと思うぞ、不死鳥屋」

『殴られたいかトラファルガー』

僕がそう、コップに緑茶を注ぎ目を細めて言うとトラファルガーも言い返してくる

ロー「逆にバラされてぇか？倅屋」

『執刀室展開する前に、お前の首ひん曲げる事も可能ではあるぞ』

あれ、でもそれ逆に可能だと僕民間人なのかな
いや、でもプロレスラーとかも可能だよねきっと。って事は僕民間人だな(？)

そう謎混じりに一人納得していると、クザンが僕達を宥める様に間に入ってくる

青「まぁまぁ二人共落ち着きなよ
外科医くんもムキにならないで流して、倅屋ちゃんも女の子なんだから物騒な事言わない言わない」

な～？と同意を求める様ににこやかな笑みで僕に笑いかけ、僕の頭をまた撫でようとしてくるクザン
反射神経的に僕はその手を思い切り払い、ささっとクザンから距離を取ってキッドを盾に座る

マ「…青雉、あんた嫌われてるねぃ」

ロシ「何したんすか、クザンさん…」

青「あれれ～、可笑しいなぁ……？」

キ「ってか、俺を盾にすんじゃねェよ！」

『おっさん警戒…』

キッドのもこもこ毛布(コート)を盾にクザンを睨む様にじっと見れば、キッドがそう怒鳴って来た。しかし押し返さないあたり、キッドも察してくれてるのだろう、助かる