むさ苦しい男共がいる部屋 (ページ30)

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わかる通り終盤ページ30

全部説明すんの全員揃ってからで。そう言うと強制的に話はまとまった

エ「けどよ、全員揃ってからとは言うけど……誰が来るか、後何人かわかってんのか？」

『人数的にそろそろ途絶えるかなってのとエースの次に来る奴が誰なのか大体検討はついてる』

キ「お前、さっき火拳が来る時…確定的につってたけど、あれどういう意味だ？」

キッドに軽く痛い所を問われると、ふと考えてみる
……別にまぁ

『過去に存在るお前らに未来の話をする必要はないよな、黙秘権』

青「逆に言うと、その未来に何か…俺達に予想のつかない出来事が起きるって訳か」

白「んな若造が何するってんだよ…」

それはまぁ言えないっすね。マルコに見聞色使われてバレるのもアレなんで心中でも言う気ないけど
そう考えているとマルコから舌打ちが聞こえた。やっぱりな

サ「俺、段々マルコが怖くなってきたわ…」

ロシ「見知らぬ場所に飛ばされて海軍までいるんだからそりゃァ気も立つさ…」

ロー「…違うとは思うけどな」

さっすが北の海出身、冷静だなぁ(関係ない)
そう思いながら緑茶を一口飲んでいると、また部屋からドン！と物音が聞こえる

サ「お、次が来たっぽいな」

マ「決まって落ちて来るのかねぃ…」

『皆、今の物音と一緒にやって来るよ』

ロシ「…落ちてきた訳でもないのにか」

白「単純に考えて、人が来たと知らせる為だろうな」

それだけだといいなぁ、いやむしろそれ以上の何かがあるのか？
なんて考えながらもう普通に扉を開く。扉の先にはやはり座り込んだ状態の人影が見え、それもまた僕の予想通りの人だった

『まぁエースときたらサボか親父だろ』

サボ「…アンタ、俺の事知ってるのか」

いや知ってるも何も歴史上(漫画の中)の登場人物っすからねそりゃ知ってる
どうやら警戒した様子で何故か火傷の負った左目と共に僕を睨みながらゆっくりと立ち上がる

『鉄パイプで叩かれても僕死ぬだけなんでまず部屋から出ません？』

僕がそう問いかけても、サボは警戒を緩める事なく僕を見ている。ってか声聞こえてる筈なのにエースの反応が無さげ…？

幾ら死んだと思っていても反応がないのは可笑しい？
そう思い気になって後ろを振り返ってみた