むさ苦しい男共がいる部屋 (ページ29)

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お兄ちゃんのいない一人っ子ページ29

「…ってか、そこに寝てる奴ルフィか？なぁルフィだよな？な？」

「何だよその食いつきの速さ…麦わらだけどよ」

「そうかそうか！ルフィか…アラバスタ以来だな」

ああそうか、シャボンディ諸島の前にアラバスタで此奴ら再会したっけ…つーかルフィ起きたらうるさそうだなぁこのブラコン兄弟共

エースはルフィの眠るソファに近寄れば、いびきかいて眠るルフィの頭をそっと優しく撫でて笑う。こう見ると本当にお兄ちゃんなのになぁ……なんだろう、この拭えない残メン感は

「……イケメンは滅べばいいのに…」

「外科医といいお前のそのイケメン(？)に対する悪意は何なんだよ…」

わかんねぇよなキッドお前もイケメンの類だもんなぁ！
…ってかよく見たらここにいる奴ら全員イケメンの類なんだよな。あっ此奴ら全員滅べばいいのに本当

「俺は兎も角サッチはイケメンの類なのか…？」

「マルコ、君は見聞色使い過ぎだ」

「何の話だよ…」

多分だけどマルコはピンポイントで見聞色使って来てる。いやそもそも見聞色ってそんな悟り的な性質持ってたか不明なんだけど
あと何気サッチをdisってる件は突っ込まないぞ

「…ってか、お前の名前聞いてなかったな。なんて名前なんだ？」

「言われると聞いてねぇな、俺も」

あーまた自己紹介すんのか面倒くせ…そう思った事を口にするより顔に出せばロシナンテに分かり易すぎる…と呟かれた

「そりゃあ分かる様にしてるからな」

「性格悪いなァ…」

「僕が一番知ってますよ、そんなの」

僕がそう言うと、ロシナンテに苦笑いを浮かべられた。イケメンには容赦しない、そうきめてるからな

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次から台詞枠の横に名前をつけようかと。じゃないと読む側も僕もわからなくなるんで本当に(自業自得)