むさ苦しい男共がいる部屋 (ページ28)

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もうこの面子じゃ順応力大事ページ28

スモやんに軽く睨まれるが気にしないで緑茶を一口飲めば、また物置部屋からドン！と音がした
…そういや皆来る時音が聞こえるけど、これは少し高い位置から落ちたと捉えるのだろうか

「次は誰ですかねぇ」

「俺と来て、次は他の隊長か？」

「だとしたら…間を取ってエースかジョズかよぃ？」

「それだとほぼ確定的にエースですね」

「なんで！？」

言う訳ねぇだろ。主人公の兄貴分だぞ、未来頂上決戦で殺されるんだぞ親父と共に
…もし本当にエースだったら、次にディーチくるとかねぇよな…あれ？ディーチ？ティーチだったか？忘れたわ

そんな疑問と不安混じりに再びフライパンなしで扉を開く。電気は二度付けっ放しなので人影が誰なのかはすぐわかった

「ん？お前誰だよ、敵か？」

「やっべぇマルコ、預言者かよい」

「お前本当に馬鹿にしてないかよぃ？」

まさかそんな、褒めてますよ。ってか一々敬語で話すの面倒だな
エースもマルコの声が聞こえたのか、反応して立ち上がる。ってか…

「お前ら服着ろよ馬鹿かよ大海賊時代の人間ってなんでこう半裸多いの馬鹿表現は髪型だけにしろよ」

「おい倅屋ァ…ぶっ殺すぞテメェ…」

キッドの方を見ながら言うと暴言を吐かれた。お前殺したら飯食えなくなるぞ、警察に追われる逃亡人生を送る事になるな！
多分その前に世界滅亡するけど

エースがサッチの横に座ったのを確認すれば、またコップを差し出し定位置に座る。…がまぁ、人もだいぶ増えて現在は僕含めて10人

そんな大人数囲める程大きい机な訳でも無いのでだいぶ窮屈だ

「…お前ら縦面積だけにしろよそのデカさ邪魔なんだよ」

「なんか倅屋、口悪くなってねェか…？」

「さっきまで微妙に残ってた敬語がなくなったねぇ…」

敬語で話すの面倒なんでやめた、と言えば敬語の方がまだ可愛げあったのになぁ…とサッチが零す

フライパンを手に取れば何と無く察したのか謝って来た、それでいい。後僕に可愛さを求めるなそんな物最初から存在しない

「っつーか本気でこれ何なんだよ…マルコ、サッチ」

「エース、取り敢えず何も知らないふりしとけ。後で説明するんだとよ」

「ふーん、まぁいいか」

「お前ら……」

エースがふとサッチとマルコに疑問を問う。しかしサッチの対応とエースの順応力の高さ(諦めとも言う)にスモやんが呆れ目で見つめる
スモやんも慣れるべきだな