むさ苦しい男共がいる部屋 (ページ18)

今日:19 hit、昨日:26 hit、合計:104,714 hit

覇気だって反抗期ページ18

「…えっ」

な、何者って言われましても、本当についさっきまでただのヒキニート女子高生でしたけど。今は能力者共の親主みたいなものですけど

僕がそう戸惑っていると、追求する様にトラファルガーまで僕に詰め寄った

「さっき、青雉屋がお前を凝視していた理由が今はわかった。倅屋、お前はさっき麦わら屋をフライパンで殴ったな」

「え、あー、うん…なんかフライパン手元に持ってたしそれで殴ろっかなって…？」

「…倅屋、俺達の事が図鑑でわかるのなら…なんで今問い詰められてるかわからないか？」

なんでって言われても色々意味不なんだけど…あ、いや、待てよ？
確かルフィってゴムゴムの実を食べたゴム人間で、鈍器系って効かなかったっけ…？

ついでにスモーカーさんは確か自然系の能力者だった様な…

「………まって、なんで僕スモーカーさん殴れてたの？
確か武装色がないと自然系能力者って殴れない、よね…えっ本当に僕ただの民間人なんだけどなんで」

「知るか。…まぁ、その反応に嘘があるとは言い難いな
自然と武装色が覚醒していたか…その可能性しかわからないな」

「だが白猟屋、覇気は自然と覚醒するものか？増してや、自然系能力者を纏い無しで殴れるくらいの力を」

「まぁまぁ思い出してみなよ。ここは未来のワの国で、俺達は時空を越えてやって来たんだからさ
…偉大なる航路じゃ、何が起きるかわからない。もしかすると未来じゃ、覇気を持つのは当たり前になってるのかもしれない」

そう考えればまだ辻褄は無理矢理にでも繋がるだろ？と言って笑うクザンさん
本当にこの人余裕あるな。いや、ただ冷静なだけか？

そんなクザンさんの発言に驚いた様に問いかけるスモーカーさん

「は？未来のワの国って…巫山戯てるのか、クザンさん」

「巫山戯てねぇよ、俺も他の奴らも。信じ難いだろうが、信じるしかないんだ
実際、色々と不思議な物を見せられてるしねぇ…」

そういえばスモーカーさんは来たばかりで説明受けてないっけ。あー面倒、しかし話さないと後がまた面倒。面倒のローテーションかよ

けど、もう時間もいい感じだし…多分次来るんじゃないかな、そろそろ

_____

こんな風に夢主の謎が深まる様で深まらない。嗚呼、もちぷにゃが美味しい