むさ苦しい男共がいる部屋 (ページ13)

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来年受験のお年頃女の子ページ13

チャーハンの具材はもう僕の自由でいいよね、家主だしいいよね

「ぁ、ルフィ以外も食べる？
先に言うけど毒の下りはもう面倒だからやめて下さいね」

「遅発性だとしても十分時間は経った、それでいい」

「嗚呼そっか、トラファルガーは慶応だっけ」

執刀医やれる時点で慶応卒だけど。此奴らにはわからない例えで納得していれば何と無くトラファルガーに顔を顰められた気がした、気にしない
一通りの材料を揃え、ご飯を炊く準備も済ませれば材料を切っていく

「けいおう、が何かは知らないけど…出来たら俺も食べたいかなぁ」

「俺も、飯食ってないし…」

「…俺も頼む」

「はいよ」

としたら、何人前だろうか。もしかしてこれ二度炊き？それは面倒だな…冷凍してた奴使おうか
まぁフライパン二つ分で十分だろ、多分

そう思いながら野菜を切り進めてると、ふとクザンさんがキッチンにやって来て手伝おうか？と言った

「あー、じゃあ玉ねぎとピーマンお願いします」

「了解」

ってかクザンさん料理できるんだろうか
そう思いながら人参を切り終え、ザルに纏め入れればフライパンを取り出し野菜を炒める準備を始める

「いやぁ、料理が出来る子がいるって素晴らしいなぁ…」

「サンジも飯作れるぞ！！サンドイッチうめぇ！」

「……嗚呼そうだね、どうせならパン作ればよかった」

「おい、分かってて言ってるだろ」

別にトラファルガーがパンと梅干し嫌いだなんて知らないよ、僕は。そう言えばルフィとキッドが反応し、リビングも賑やかになる

「…本当、海賊らしい事以外なら普通の旅人なんだけどなぁ」

「それでも、やってる事は変わらない。人殺し、窃盗、闇金、差別…海賊(彼ら)は様々な犯罪に手を染めている

それを捕まえるのが本来、俺達海軍の仕事だからね」

「けれど、そんな海軍も裏じゃ汚い世界ばかりだ。必ずしも、正義が綺麗だなんて決まらない」

そう、この世界の警察と同じ様に
面倒事は全て適当に押し流して終わらせるのだ。利害の一致、それさえ整えれば警察もガイシャも楽だ
例え人が死のうと、一定のノルマさえ達成していれば、自害や行方不明で済ませれる

「力が全て、なんて言ってた大佐もいますしね」

例のモーガン大佐だね。僕は漫画を3巻まで持ってるとは言えど、先言った通りサイトなどでネタバレは読み漁ってるので知ってる情報知らない情報がバラバラに記憶されている