其ノ漆 ページ9
お「お早う皆。今日はとてもいい天気だね。空は青いのかな?」
お館様のこの言葉を聞く度に私は胸が痛くなります。お館様の目はやはり見えないんだと思うと胸が苦しくてなりません。
お「顔ぶれが変わらずに半年に一度の"柱合会議"を迎えられたこと、嬉しく思うよ」
竈「(傷…?いや病気か?この人がお館様?)」
ドゴッ
その瞬間不死川さんが剣士の頭を押し付けました。
竈「(速い!!全く反応できなかった。この…!!)!!」
柱の皆がお館様に頭を下げる。
不「お館様におかれましても御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます」
お「ありがとう。実弥」
不死川さんにお館様へのご挨拶をとられてしまいました。次は言いたいですね。
甘「(私が言いたかった。お館様にご挨拶…)」
不「畏れながら柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士について、ご説明いただきたく存じますがよろしいでしょうか」
竈「(知性も理性も全く無さそうだったのにすごいきちんと喋り出したぞ)」
お「そうだね。驚かせてしまってすまなかった」
お「炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた。そして皆にも認めて欲しいと思っている」
柱「!!」
鬼を連れた隊士を認める……?そんなこと……
悲「嗚呼…たとえお館様の願いであっても私は承知しかねる…」
宇「俺も派手に反対する。鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」
甘「私は全てお館様の望むまま従います」
時「僕はどちらでも…すぐに忘れるので…」
胡「…」
冨「…」
騙「お館様が認める程ならばそれ相応の理由があるはず。私は認めます」
伊「信用しない信用しない。そもそも鬼は大嫌いだ」
煉「心より尊敬するお館様であるが理解できないお考えだ!!全力で反対する!!」
不「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門・冨岡両名の処罰を願います」
『たとえお館様の願いでも認めることはできません』
できるわけ、ないでしょう。
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煮柚都(プロフ) - おk (2020年2月13日 23時) (レス) id: bf27443c25 (このIDを非表示/違反報告)
狐 兎 & 煮 柚 都(プロフ) - こっからとべるはず。 (2020年2月13日 20時) (レス) id: fbbc06fd8c (このIDを非表示/違反報告)
狐兎(プロフ) - よお。あのさ一応作ったよ。題名書いてないけど。題名は任せた。あと、作者の自己紹介。書いといてくだせぇ。注意も書き足したいことあったら書いてね。 (2020年2月13日 20時) (レス) id: 487b60512b (このIDを非表示/違反報告)
煮柚都(プロフ) - 雨歌さん» ありがとうございます!正直書いててそう思いました。はは (2020年1月27日 19時) (レス) id: bf27443c25 (このIDを非表示/違反報告)
雨歌 - 自分はここにいるから見失えませんけどねぇ。わからないですね。ははは。更新頑張ってください (2020年1月27日 16時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:煮柚都 | 作成日時:2020年1月7日 23時