406-1 仕掛け人 ： no・side ページ39
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病院に戻ってからも、
場所をホールに移して、さっきの続き。
さすがに、コンビニの駐車場での長居は出来へん。
しかも亮を早く病院に戻さんとアカンしで帰ってきたものの、
病室では他の人の迷惑になってもアカンし、
亮の調子を診て貰って、場所をホールに移動してきた。
す「なんで先に言うといてくれへんかったんや？」
信「ホンマや、卒業だけでももういっぱいいっぱいやのに」
忠「ここに来て、こんなサプライズ、ありえへんって！」
�蓮屬海鵑覆鵐魯鵐�チで足らんやんか！」
さっき話し始めてから、
また涙でぐっしょりになった顔が並ぶ。
章「裕兄。ホンマは知っとったんちゃうん？」
矛先が変わる。
裕「知るか！ 俺やってあそこで初めて聞いたわ！
松野先生もなんでなんっも教えてくれんかったんやろ？
亮、お前口止めしたやろ？」
おっと、裕にしては鋭いな。
亮「･･････」
忠「図星？」
亮「･･････」
信「そうみたいやな。二人結託してたみたいやな？
やって言うたん昨日やったよな？」
ギクッ！
見透かされたような目が亮に向かってる･･････
『怖い』とでも言いそうな、引きつった顔で受ける亮。
忠「ほら！ やっぱり」
す「他にこのこと知ってるんは？」
亮「･･････」
章「いっぱい、居そうやね？」
ギクッ！
�蓮屬海譴癲�当たりみたいやね？」
つい俯いても、しゃあないやんな？
って、同情誘う表情を見せる。が、
裕「で？ 誰が知ってるん？」
信「今言うた方が、身のためやと思わんか？」
容赦ない。
亮「えっ？」
す「え？ ちゃうわ！」
速効で入る突っ込み。
いつもは味方になってくれるすばるでさえ、
信五と同じみたい。
いや、すばるだけやなくて･･････みんなが。
どうやら、
このままでは済みそうにない雰囲気。
亮「みんな」
今度こそ、観念したらしい。
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作者名：にと | 作成日時：2017年8月19日 21時
