398-2 特別な日 ： 隆平side ページ17
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隆「待ってました。これ、大好きやぁ」
「「「「「「「「 かんぱぁい 」」」」」」」」
「「「「「「「「 うまぁっ！ 」」」」」」」」
一気飲みしてもうた。
「「「「「「「 おかわりぃ 」」」」」」」
母「ハイハイ」
みんなは二杯目、
さらには三杯目とジュースをおかわりする。
大好きなものばかりの食卓も
八人であっという間にお皿が空いていく。
「「「「「「「 ごちそうさま 」」」」」」」」
って食べ終わると、
母「はい、じゃあ章大と隆平以外はさっさとお風呂入りない。
今日は疲れたやろから早よ寝るでぇ」
って、あっさりした言葉に、
「えぇぇぇぇぇっ！」
明日はお休みやし、もっと起きときたかった。
が、本音ってのもある。
母「えぇっ、は、なし！」
きっぱり言われる。
でも、言われてみれば確かに疲れてる。
そう自覚したら、眠くたくもなって、
隆「僕、もう寝るわぁ。もう、クッタクタや。おやすみぃ」
って、部屋に行こうとしたら、
母「やったら亮の部屋行ったって、寝てると思うけど」
って、そこで改めて、
亮ちゃんが居なかったんやって思い出した。
隆「亮ちゃん、寝てるん、体調悪くなったん？」
それには、
母「ちゃうちゃう、疲れただけ。亮だけ早めに帰らしてもらったから、
お風呂とご飯済ませて、早めに休ませたんや」
軽い口調やった。
隆「それならええけど。そうやったんや……。
僕、亮ちゃんとこ行ってから寝るわ。おやすみ」
って言うたら、
『おやすみ、今日はお疲れさん』って言われながら、
リビングを後にして、階段を上がった。
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作者名：にと | 作成日時：2017年8月19日 21時
