347 記録 ： 隆平side ページ17
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なんや知らんうちにどうでも良さそうな、
いや、どうでも良くはないけど、何でもない近況報告が続いて、
気が付いたらいつの間にか僕の話になってた。
刈「･･････ホンマ、記録が日に日に伸びてくんを見てるのは楽しいです」
�蓮屬修鵑覆海箸覆い掘�
裕「でも、頑張ってるから入学してからも伸びてるやん、
ってか、伸び方が半端ないやんか！」
満面の笑みと一緒に嬉しそうな声する。
�蓮屬┐─△修Δ�なぁ？」
嬉しいような、なんか恥ずかしくなった。
刈「伸びてる伸びてる。それは間違いない」
まるで太鼓判でも押してるかのような言い方に、
亮「凄いやん。でも、俺は、
�老擦�･･････もっと伸びると思う」
確信めいて言うて、ニコニコしてる。
刈「そうやろ？ 俺もそう思ってる。こんな記録で満足されたら困るわぁ」
大げさなリアクションして、
裕「やっぱり、専門家がこう言うてるんや。間違いなくお前はもっと速くなる！」
なんて言い出して、
手放しで喜んでくれてるのが伝わってくる。
�蓮屬任癲∨佑竜�録はこんなもんやって。よう見てや、
ここ最近はあんまり伸びてないやろ？
こんなもんやって。あんまり期待せんといてよ」
亮ちゃん達が見てたであろう記録リストを見ながら言うたら、
亮「･･････」
刈「それは、理由があるからや。それさえなんとかなったら、
これ自分が、いや、ここに居る誰もが想像出来へんような記録を
打ち立てると思うんやけどな」
なんて、悲しそうな顔して言うと、
亮「･･････」
さっきからなんも話さんと居る亮ちゃんに、
裕「亮？ 疲れたか」
って話しかけて、
それに同調するようにみんなで亮ちゃんの顔をのぞき込むと、
亮「ううん、そうやない。そうやないけど･･････」
そこまで言っといて、言いにくそうにする。
裕「そうやないけど、何？」
ここで訊く？ 言いにくそうにしてるんやし、
ホンマは辛いんやない？ 僕らに気を遣ってるだけやないの。
ここはこれ以上負担にならんように帰った方がええのかな？
そう思って声にしようとした、
�蓮屬△痢△笋辰僉�
亮「�老察�怪我したん？」
二人の声が重なった。
348-1 腰 ： 裕side→←346 会えた ： 隆平side
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作者名：にと | 作成日時：2017年4月15日 22時
