346 会えた ： 隆平side ページ16
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裕「入んで」
中途半端にあったカーテンを開けて、
ズンズンと亮ちゃんに近づいて行く裕兄の後から
僕が顔を見せると、
亮「ああ、�老擦笋 �
って、めちゃ喜んだ顔した亮ちゃんがいて、
裕兄が、俺の方が先に入ったのにとかブツブツ言うてた。
それは無視して、
�蓮屬�ん、亮ちゃん調子どう？」
亮「なんも変わらんよ」
笑顔で迎えてくれる、
ただいつもとは少し違う気がして、
�蓮嵶爾舛磴鵑覆鵑�あった？」
気になって口に出したら、
亮「え？ 何が、いつも通りやと思うけど」
何でもない顔されたけど、
�蓮屬修Α� ならええよ」
やり過ごすと、
亮「おん。でもなんで�老擦�ここに居るん？」
とぼけてんのか、それとも知らんふしてんのか、
それこそなんでもない顔で言うし、
�蓮屬△◆∈Ｆ�はちょっと･･････」
言いよどむと言うより、
誤魔化そうと思ったんやけど、
刈「診察してもらったんか？」
とかう言うから、
亮「診察？」
不思議そうな顔で刈谷先輩を見て、
刈「そう、今日調子が悪い腰を診て貰ったんやろ？
で、なんて言われた？」
もう、何もかもお見通しといわんばかりの言葉と、
亮ちゃんの視線。
�蓮崑臂翩廖�ちょっとリハビリしたらええって、言われただけです」
開き直ってやけくそ気味に言うたら、
�蓮崢砲叩� 裕兄何するん、痛いやんか」
それには、
僕の頭を小突いたままの姿勢で、
裕「こんにちは。いつもお世話になってます」
そう言うたかと思ったら、
僕の頭を後ろから押してきて、
裕兄と一緒のタイミングで下げさせた。
�蓮峅燭垢鵑痢�」
抗議の声を上げたら、
裕「当たり前やろ、迷惑かけてるかもしれんのに、
そこに触れんわけにいくか！」
さも当然な顔してる。
�蓮屬覆鵑如� 迷惑なんかかけてない」
断言したら、
裕「そう思ってるんは、隆平だけや。
どうせお前のしょうもないギャグにつきあってもらってるやろが」
それにはなんて言うたらええか分からんで呆けてたら、
裕「ほら、どっか心当たりあるんやん？」
それを見てたと言わんばかりに、
刈「ハハ、気にせんでください。大丈夫ですよ。
隆平君は俺らのムードメーカーですから」
なんて言うもんやから、
裕「ほらな。言うた通りやんか」
って、みんなで笑い合ってた。
あれ？
なんか忘れてる？
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作者名：にと | 作成日時：2017年4月15日 22時
