蝶屋敷にて�� ページ2
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「あら、いらっしゃいAさん。」
私は蝶が舞う屋敷の庭の中へ
足を進めて行った。
『お邪魔します、しのぶさん。』
にこり、としのぶさんは笑う。
「お怪我でもなさったんですか？」
『ううん、遊びに来ただけですよ。
あ！これ、前に頼まれていた薬品です。』
「助かるわ、ありがとう。」
私は懐から小瓶に入った
液体を取り出して、
しのぶさんの手元に渡した。
しのぶさんは
さぞ満足そうに受け取ってくれた。
こちらも気分がいい。
「それはそうと、Aさん！
今回の柱合会議サボったでしょう？」
げっ！？
痛いところをつかれたもんだ！
「猫が風邪をひいて看病してたからって、
お館様の柱合会議をサボっちゃ
いけませんからね！！分かりましたか！？」
腰に手を当てて、
人差し指をたてるしのぶさん…
こらっ！と怒っている。
私は苦笑いをしつつ、しゅん…と
髪の毛が垂れる。
『き、気をつけまーす…。』
ドカッ！！！
ドドドドドッ！！！
ミチミチミチッ！！！
え？
なんか蝶屋敷ならぬ、
凄い音するんだけど？？？
「うおおおおーっ！！！！」
「おりゃーっ！！！！」
「ふんぬっ！！！！」
なんだこの騒がしさは…
『あの、しのぶさん…
何ですかこの騒がしさは…。』
「あぁ、ここで
三人の隊員の看病をしているんですよ。」
『ほぅ…』
そう言ってしのぶさんが
指を指した方向には
とてもあり得ない風景が
広がっていた。
男子三人(猪の頭！？)が
猛特訓をしている！
一人の男の子が
私に気がついてやって来た。
あれ？
見ない隊士さんだなぁ。
「こんにちは！」
『こんにちは！
君たち、特訓中なの？』
「はい！
俺、竃門炭治郎と言います！」
お辞儀までして律儀だなぁ。
残りの二人も寄って来ちゃった…。
「はっ！？
綺麗なお姉さんが！？！？」
『頑張ってるね、よしよし！』
「きゃー！！？
炭治郎！！俺、頭撫でられちゃったよー！
もう死んでもいい！死ぬかも！！」
「おい、落ち着け善逸！
こっちが我妻善逸で、
こっちが…「嘴平伊之助だ！！」…うん。」
「オメェ何者だ！？
強えなら俺と勝負しろ！！」
騒がしいなオイ、
蝶屋敷のみんな大変そう…。
「彼女は猫柱になったばかりの
猫巫院Aさんですよ。」
軽くお辞儀をして…
『猫柱の猫巫院Aです。
よろしくお願い致します、
炭治郎くん、善逸くん、伊之助くん！』
にっこり笑うと猪の子が
ぽわぽわしてる気がした…。
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soruto - オリフラなかったら、素直に凄いと言えたのに!!!外さないと叩かれるんで、気をつけて！と言うか、2り共好きだったんで、メチャクソ嬉しいです!!! (2020年2月13日 21時) (
レス) id: a1a86ad9f2 (このIDを非表示/違反報告)
なは - オリフラを外してください (2019年10月30日 14時) (レス) id: bf8e986980 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もな子 | 作成日時：2019年10月30日 0時
