47話 ページ48
1時間戦っただろう。Aの身体は数箇所の骨が折れていたが、猗窩座は無傷だった。
猗窩座「どうして刀を使わないんだ?」
A「そういう気分だったから」
猗窩座「穂積、鬼になれ、一緒に戦おう!」
A「だからならないよ」
少しずつ空が明るくなり太陽が登り始めた。
猗窩座「また戦おう、穂積」
そう言って猗窩座は姿を消した。ホッとしたのかその場で膝を付いた。そしてフードと面を触り、壊れていないか確認する。
煉獄「穂積少年、済まなかった」
A「!?な、何がですか?」
煉獄「怪我をさせてしまった」
A「あ、あぁ、いいですよ、死んでないので」
煉獄「急いで胡蝶に見てもらえ」
A「煉獄さんも怪我されているので」
煉獄「そうだな!」
煉獄は大きな声で笑い出した。
少年「あの!」
A「君は」
少年「俺、竈門炭治郎と言います」
A「竈門くんね、僕は穂積凛、よろしく」
炭治郎「はい!穂積さんは強いな!カッコよかったです!」
A「僕は強くないよ」
座り込んで話していると駒沢がやってきた。
駒沢「穂積さん、そろそろ治療しないと」
A「あ、うん、そうだね」
駒沢「炎柱様も竈門君もご一緒に蝶屋敷へお運び致します」
煉獄「すまないな!」
駒沢「いえ!!」
A「え?」
その会話にAはキョトンとしていた。駒沢は小さな声でAに話す。
駒沢「ここで穂積さんだけ蝶屋敷に来なかったら怪しまれてしまいます、ですのでご一緒に行く事が無難かと」
A「そうだね、個室で頼めたりする?」
駒沢「頑張ります…」
炭治郎「何話してるんだ?」
駒沢「いえ、なんでもないですよ!」
他の隠が来てから皆で蝶屋敷に向かった。駒沢がアオイに頼み込んで個室の部屋を用意してもらった。部屋に入り、アオイが病院服に着替えてしのぶが来るのを待って欲しいと言われた。
駒沢「手伝いますか?」
A「お願いしていい?」
Aは腕の骨が折れて自由が効かない。肋も数本きっと折れている。足は折れてはいないがヒビが入ってるのではないかと思う。
駒沢「勿論です」
駒沢に着替えを手伝ってもらいベッドに横になる。勿論、フード付きの羽織は病院服の中に着た。
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天霧(プロフ) - 夢主さんついに柱か。ド派手に行くぜぇ!次の更新待ってます。う〜ん。お互い言葉にするのは難しいことなんですね。早く、再開することを願っています。まだ炭治郎は出てきてないですよね? (2022年2月2日 8時) (レス) @page40 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
にーと。(プロフ) - 天霧さん» いつもありがとうございます!!頑張って進めていきます! (2022年2月2日 0時) (レス) id: 630a045248 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 次の更新が楽しみです! (2022年1月31日 16時) (レス) @page36 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 更新お疲れ様です。とても面白かったです。夢主さんをどうか穏便に済ませて欲しいです御館様。次の更新待ってます! (2022年1月28日 9時) (レス) @page34 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - とても面白かったです。続きが気になります。更新頑張ってください応援してます (2021年11月20日 9時) (レス) @page21 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にーと。 | 作成日時:2021年11月11日 0時