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31話 ページ32

A「…嫌な夢だったな…」

呟くとしのぶが部屋に入ってきた。

しのぶ「気がついたんですね」

A「あ、うん、ありがとう」

しのぶ「2週間程、目を覚まさなかったので心配してたんですよ」

A「そうだったんだ、ごめんね」

しのぶ「生きていてくれればいいですよ」

しのぶはAの方に近づき、身体中に巻いてある包帯を付け替える。

A「…しのぶさん」

しのぶ「どうかしましたか?」

A「見ないうちに随分変わったね」

しのぶ「何がですか?」

A「可愛くなった」

しのぶは動かしていた手を止めてこちらを見る。

しのぶ「な、まだ寝ぼけてるんですか?」///

A「そう思っただけだよ」

しのぶ「如月さんはだいぶ髪が伸びてきてますね」

A「そうだね、ちょっと前髪が鬱陶しいかも」

しのぶ「目にかかるとあまり良くありませんよ」

しのぶはAの前髪を触りだした。

A「どうしたの?」

しのぶ「いえ、ただ触りたかっただけです」

A「じゃあ、僕もしのぶさんの髪触ってもいい?」

しのぶ「いいですよ」

しのぶは蝶の髪飾りを外して、髪を下ろした。Aはしのぶの髪の毛を触った。

A「やっぱりしのぶさんの髪は綺麗だ」

2人は見つめ合い、いい雰囲気になった時にAの鴉がやって来た。

鴉「カァァア、如月A、御館様ガオ呼ビダ、今スグ本部二向カエ、カァァア」

A「こいつ…」

しのぶ「本部ですか」

A「どうしたの?」

しのぶ「もしかしたら、下弦の鬼を倒したじゃないですか」

A「うん?」

しのぶ「柱に推薦されるのでは無いかと」

Aはその言葉を聞いて笑い出す。

A「ごめん、それは無いよ、だって僕しのぶさんよりも弱いからさ」

しのぶ「ですが…あまり激しいことは避けて下さい、傷が治りなけなので」

A「わかったよ、それじゃ行ってくるね」

隊服に着替えて鴉に案内され本部に向かった。

A「あ、羽織忘れた、まぁいっか」

途中で羽織を病室に忘れた事を気づいたが、用事が済んだら蝶屋敷に戻ると思ったのでそのまま向かう事にした。

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天霧(プロフ) - 夢主さんついに柱か。ド派手に行くぜぇ!次の更新待ってます。う〜ん。お互い言葉にするのは難しいことなんですね。早く、再開することを願っています。まだ炭治郎は出てきてないですよね? (2022年2月2日 8時) (レス) @page40 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
にーと。(プロフ) - 天霧さん» いつもありがとうございます!!頑張って進めていきます! (2022年2月2日 0時) (レス) id: 630a045248 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 次の更新が楽しみです! (2022年1月31日 16時) (レス) @page36 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 更新お疲れ様です。とても面白かったです。夢主さんをどうか穏便に済ませて欲しいです御館様。次の更新待ってます! (2022年1月28日 9時) (レス) @page34 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - とても面白かったです。続きが気になります。更新頑張ってください応援してます (2021年11月20日 9時) (レス) @page21 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にーと。 | 作成日時:2021年11月11日 0時

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