27話 ページ28
鬼の出現場所は今いた場所よりかなり離れていたので、着いた頃には日が落ちでいた。
A「ここか…」
他の山に比べたらだいぶ空気が薄く、霧がかっていた。
A「鬼の気配するなぁ、1体だけだったらいいけど…」
鬼の気配がする方へ足を進める。
A「え、まじで？」
目の前には鬼がかなり居た。視界に入る者だけで7体はいた。
A「なんで、鬼は群れないんじゃ…」
近くにいた鬼がこちらに気づき、考える時間を与えないように攻撃してくる。
A「…あぶなっ、やるしかないよね、闇の呼吸 拾壱ノ型 天領拡張」
視野を広げ、複数の鬼の攻撃から回避出来るようにする。
A「ふぅ…」
呼吸を整え、とりあえず近くに居た鬼を斬りに行く。体術からの上半身の捻りを利用して短刀で頸を斬る。今までよりスムーズに出来た。
A「これならいける」
そう意気込んで、他の鬼の所へ向かい頸を斬る。いい感じに体術と組み合わせ鬼の頸を落として、最後の鬼を斬りに行こうとするが、圧がかかる。
A「下弦の鬼…」
下弦を前にして足が竦む。さっきまでの鬼とは比べ物にならないくらい強いし怖い。
A「ここで殺しに行けば殺される…どうする」
何時にもなく冷静で勝利方法を探す。
A「あの型なら…」
一つだけ思い当たる節はある。1度使った事があったが、自分の身を削る技、カナエに二度と使わないでほしいと言われた事がある。
A「どうすれば…」
数分考えるが、思い浮かばなかった。
A「殺られる前に殺る、それしかない」
そう思い、覚悟を決めて下弦に向かう。刀を鞘にしまい、体術で攻める。
下弦「何かと思ったら、君ほんとに鬼殺隊？」
A「そうだけど」
下弦「本当に弱いね、血鬼術使わなくても殺せそうだよ」
A「…っ」
この状況はどう考えても鬼が優勢。手も足も出ない感じだった。
下弦「君には死んでもらおうか」
鬼に頭部を殴られ、腹部を蹴られ遠くに飛ばされる。運が悪かったのか、岩に背中を打ち付けられ気を失った。
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天霧(プロフ) - 夢主さんついに柱か。ド派手に行くぜぇ！次の更新待ってます。う〜ん。お互い言葉にするのは難しいことなんですね。早く、再開することを願っています。まだ炭治郎は出てきてないですよね？ (2022年2月2日 8時) (
レス) @page40 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
にーと。(プロフ) - 天霧さん» いつもありがとうございます！！頑張って進めていきます！ (2022年2月2日 0時) (レス) id: 630a045248 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 次の更新が楽しみです！ (2022年1月31日 16時) (レス) @page36 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 更新お疲れ様です。とても面白かったです。夢主さんをどうか穏便に済ませて欲しいです御館様。次の更新待ってます！ (2022年1月28日 9時) (レス) @page34 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - とても面白かったです。続きが気になります。更新頑張ってください応援してます (2021年11月20日 9時) (レス) @page21 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にーと。 | 作成日時：2021年11月11日 0時
