16話 ページ17
しのぶ「私と姉さんどちらがいいんですか?」
いつもカナエと一緒にしてくるのに対して、モヤモヤした気持ちがあったので聞いてみた。
A「…何に対して?」
しのぶ「私と姉さん、どちらが好きですか///」
A「そんなの決められないよ、どっちも大切だし大好きだから」
しのぶ「…そうですか」
しのぶはどうしてこんなことを聞いてしまったんだろうと思いながら返答した。
A「でも、強いて言うならしのぶさんかな」
しのぶ「え?」
予想もしなかった答えが返ってきたため驚いた。
A「だってしのぶさん小さくて可愛いから…」
しのぶ「子供扱いですか?」
A「別にそういう訳じゃないよ」
しのぶ「というと?」
A「いいやなんでもない」
少しばかりAのテンションが下がったかのように見えた。
しのぶ「どうしました?」
A「さっきしのぶさんの背中見たんだ、頼れるようなそんな背中に見えた…」
しのぶ「それはありがとうございます」
A「…しのぶさんの事守るのはやっぱり無理だよ」
しのぶ「急にどうしました?」
A「僕はしのぶさんみたいに怪我を治したり、毒の研究もしてて、皆から信頼されてる背中を、この僕が守るのは変だよ…」
しのぶ「そうですか?」
A「…カナヲさんなら分かるよ、継子なんでしょ?」
しのぶ「そうですよ?」
A「カナヲさんと組手がしたい、そうすれば僕の弱さ分かるよ」
しのぶ「それではやりましょうか、カナヲを呼んできます」
しのぶはカナヲを探しに、Aは道場に向かった。
呼吸は一応全部あるが、刀と上手く体重移動ができない。嫌われてるのかと思うほどだ。
待ってから数分後にしのぶとカナヲが来た。
A「初めまして、若松夢望です」
カナヲ「……」ペコ
A「カナヲさんは木刀使っていいよ」
しのぶ「夢望さんは最初から木刀使ってください」
A「え、あ、うん」
しのぶ「始めっ」
A「ごめんね、こんなことさせちゃって、本気でいいからね」
カナヲ「うん」
同時に木刀同士が激しくぶつかる。
カナヲ「花の呼吸 陸ノ型 渦桃」
Aは避けられず、脇にはいる。
カナヲ「花の呼吸 伍ノ型 徒の芍薬」
カナヲは周りこんで、9回もの斬撃を繰り出した。8回は命中したが、1回だけ木刀に当たってしまい、Aが握っていた木刀が飛んで行った。
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天霧(プロフ) - 夢主さんついに柱か。ド派手に行くぜぇ!次の更新待ってます。う〜ん。お互い言葉にするのは難しいことなんですね。早く、再開することを願っています。まだ炭治郎は出てきてないですよね? (2022年2月2日 8時) (レス) @page40 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
にーと。(プロフ) - 天霧さん» いつもありがとうございます!!頑張って進めていきます! (2022年2月2日 0時) (レス) id: 630a045248 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 次の更新が楽しみです! (2022年1月31日 16時) (レス) @page36 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 更新お疲れ様です。とても面白かったです。夢主さんをどうか穏便に済ませて欲しいです御館様。次の更新待ってます! (2022年1月28日 9時) (レス) @page34 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - とても面白かったです。続きが気になります。更新頑張ってください応援してます (2021年11月20日 9時) (レス) @page21 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にーと。 | 作成日時:2021年11月11日 0時