15話 ページ16
それから数ヶ月後。刀は届いたものの、任務にはあまり行っていない。あれからしのぶとの距離も縮まり、お互いに甘えるようになった。一緒に寝たり、弱音を吐いたり、抱きしめたり、、、。
しのぶ「夢望さん」
A「ん?」
Aは廊下でしのぶとすれ違い、名前を呼ばれた。
しのぶ「そろそろ秘密、話しませんか?」
A「そうだね」
しのぶとAは縁側でお茶を飲みながら話した。
しのぶ「それではどちらから話しますか?」
A「僕からでいいかな?」
しのぶ「勿論、いいですよ?」
A「…僕は、2人じゃないと任務に行けないんだ」
しのぶ「?」
A「僕もしのぶさんと一緒で鬼の頸が切れないんだ」
しのぶ「…どうしてですか?力もあるのに」
A「切れないことはないけど、刀が合わないんだ」
しのぶ「どうやって戦ってるんですか?」
A「僕は体術が得意なんだ」
しのぶ「体術ですか…」
A「この事は他の人には言ってないし、もっと足でまといって思われるから…」
しのぶ「私はすごいと思います」
A「本当に姉妹なんだね」
Aは笑いながら言う。
しのぶ「そこまで笑わなくても」
A「カナエさんと同じこと言うから」
しのぶは頬っぺを膨らませそっぽ向く。
しのぶ「もう、知りません」
A「なんで怒るの?」
しのぶに近づき、視界に入るように左手でしのぶの右頬を触りながらこっちを向かせる。近づきすぎたのか、顔との距離がすごく近かった。
しのぶ「///」
A「拗ねたの?」
しのぶ「ち、違います///」
A「じゃなに?」
しのぶ「いつも姉さんと同じ風に言うから、私だけに言って欲しかったです…///」
A「え?」
しのぶ「…姉さんの事好きだったんですか?///」
A「え?友人だよ」
しのぶ「私は夢望さんにとってなんですか?///」
A「…」
しのぶの質問に対して返答が見つからず黙り込んでしまった。
しのぶ「私と姉さんどちらがいいんですか?」
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天霧(プロフ) - 夢主さんついに柱か。ド派手に行くぜぇ!次の更新待ってます。う〜ん。お互い言葉にするのは難しいことなんですね。早く、再開することを願っています。まだ炭治郎は出てきてないですよね? (2022年2月2日 8時) (レス) @page40 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
にーと。(プロフ) - 天霧さん» いつもありがとうございます!!頑張って進めていきます! (2022年2月2日 0時) (レス) id: 630a045248 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 次の更新が楽しみです! (2022年1月31日 16時) (レス) @page36 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 更新お疲れ様です。とても面白かったです。夢主さんをどうか穏便に済ませて欲しいです御館様。次の更新待ってます! (2022年1月28日 9時) (レス) @page34 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - とても面白かったです。続きが気になります。更新頑張ってください応援してます (2021年11月20日 9時) (レス) @page21 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にーと。 | 作成日時:2021年11月11日 0時