オペだ、オペ！�� ページ19
フェローたちが、ICUへ駆け込んできた。
横峯『何があったんですか？』
藤川『吉田さんが急変した。オペだ、オペ！』
名取『ここでやりますか？』
藍沢『でないと間に合わない。俺が頭やる。緋山が肝臓、藤川が小腸やってくれ。』
緋山&藤川『OK!』
藍沢『白石、司令塔頼む。心停止しそうになったらすぐ言ってくれ。』
白石『わかった。』
白石『フェローは、肝臓と小腸の止血サポートして。』
フェロー『はい！』
藍沢『メス。』
冴島『はい。』
冴島が、すぐにメスを渡した。
藍沢は頭を切って、腫瘍を素早くクリッピングしている。
しかし、腫瘍に切り込むと、たちまち血が溢れ出す。藍沢でさえ、焦りを覚えた。
緋山『ダメだ、止血出来ない。』
藤川『こっちも。フェロー、吸引して！』
緋山『カテーテルちょうだい。あと輸血！』
雪村『はい！』
灰谷『吸引が間に合わない……。』
名取『手でかき出せよ。こんな感じで。』
横峯『うわ、ゼリーみたいになってるよ、血が。』
白石も、次々と指示を出す。
白石『急速輸血にして、吸引。FFP早く溶かして。』
フェロー『はい！』
藤川『サテンスキーもらえる？』
冴島『はい。』
藍沢『一応クリッピング出来た。腫瘍切除完了だ。』
白石『了解……あっ、心停止する。雪村さん、ＡＥＤ！』
藍沢『大動脈遮断する。クーパー。』
雪村『はい。』
冴島『血圧60。下がってます！』
藍沢『白石、体温は？』
白石『36度。ベースエクセス、マイナス8。』
藍沢『………白石。』
藍沢は、何かを決意して、白石を見つめた。白石も藍沢を見たあと、緋山を見る。
緋山も頷き、藤川に視線を送った。藤川もグッドサインをして、冴島と頷きあった。
フェローは一瞬考え、ハッとする。
名取『………ダメージコントロール………。』
藍沢『そうだ。』
藍沢は頷いた。
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スター - ｍ＆ｍさん» ありがとうございます！最近更新出来なくてすみません。頑張ります！ (2020年5月18日 13時) (
レス) id: 246a06d111 (このIDを非表示/違反報告)
ｍ＆ｍ - このお話面白いです！ぜひ続きが見たいです。 (2020年4月11日 18時) (レス) id: 7e67c92e9a (このIDを非表示/違反報告)
スター - ありがとうございます。 (2019年12月14日 11時) (レス) id: 2e57e09690 (このIDを非表示/違反報告)
ホット*ミルク - やり方がわからない人もいるかもしれません。すぐに違反報告より、注意して作者が理解するまで待つ、待っても直らなかった場合に違反報告、です。長文失礼しました。 (2019年12月10日 18時) (レス) id: 8a0d7a56d8 (このIDを非表示/違反報告)
ホット*ミルク - 注意してから一日も待たずに違反報告とは…最低でも一週間は待ったほうがいいと思います。違反報告とは何度注意しても直さない方や作品自体に悪意があるときにするものです。 (2019年12月10日 18時) (レス) id: 8a0d7a56d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スター | 作成日時：2019年9月15日 16時
