凶悪犯だって恋はする (ページ47)

今日:6 hit、昨日:24 hit、合計:7,806 hit

43話ページ47

sn「え…？笑」
『めっちゃそっくりだったね』

今回の任務はぺいんととクロノアで遂行する
しにがみは待機、私も待機

『私もスパイなんだから出来るんですけどぉ？？』
pe「危険だからここで待ってて欲しいんだ」
『…危険になら何度も足を踏み入れたよ』
pe「分かってる、でもAには
無事でいて欲しいんだよ」
『…わかった、ぺいんとが
そんなかっこいいことを言う日が来るなんてね？笑』

からかい交じりに言うとぺいんとは笑った
その後にすぐ警報が鳴り響いた

pe「…！なんだ？！」
『…ジョンさん…？』

次いで刑務所中に知らぬ看守の声が焦った声で言う

〈海上に逃走者…！
ステイサム看守による追跡を開始する！〉

pe「あの人俺たちのために…
なんで無理して来てくれたんだ…」
『今追跡中ってことはここら辺の警備手薄なんじゃ？』
kr「今チャンスかもね」
pe「今行く？」
kr「行きましょう」
sn「2人とも気を付けてくださいね」
pe「いや、皆で行こうぜ」
kr「今手薄なら行けるし」
sn「僕にも出番が…！」
『わかったバラクラバ被るね』

ぺいんとはダイヤモンドピッケルの素材を
持ってついでに作るらしい
皆でキッチンへ向かう

pe「頼むからしにがみ、お前迷うなよ？」
『迷ったらすぐ言ってね』
sn「どの道僕もう逃走生活ですから笑
大丈夫、ありがとう2人とも」

失うものは無いと笑うしにがみ
ぺいんとは素早くダイヤモンドピッケルを作っている中
私はある事に気がついた

『あ、私私の偽物を置くの忘れてた』
pe「あ、俺もだヤベイネ」

倉庫について、つけっぱなしだった鍵をぺいんとが
取りに行き、畑のとこの通路を開けてクロノアは
資材置き場へいきダクトへ向かう
私たちは右へ行き、居室は向かう

居室へ入ると、本と〈ウィザーの鍵〉と〈発電室の鍵〉を手に入れ、皆が一目散に農業室へ行き、そのまま発電室へ向かうことになった

『…？ねぇなんか聞こえない…？』
sn「食べてる音！」
『看守が近くにいる？』

そんな話をしながら発電室と小屋を漁り、手に入ったのは
【看守への業務連絡3】と〈ボルトクリッパー〉、そして〈非常口の鍵〉があった
発電室には緊急停止レバーがある

pe「とりあえず、この本から読むわ！」

【看守への業務連絡3】
XX月xx日
囚人番号7番の死刑執行日が確定した
しかし、過去の行動を踏まえて死刑執行日まで独房での
監·禁とし刑務作業等も行わせないように

そしてしにがみが持ってる本に皆が注目する
【ジョン・ドゥについて】