日常2【青城】【ハイキュー】

74.日常 ページ26

次の日、しっかりと準備をして起きた。が、やっぱり眠いものは眠い。うし。しっかり働こう。
とは、言ったものの、朝練はあまりやる事はない。ボール出しボール拾いぐらい。

たんたんと朝練は終わった。

皆さんにジャージを渡していく。床にスマホが忘れられていた。

『スマホ落ちてましたけど、誰のですかー？』

及「ん？あ、俺の！」

岩「体育館に持ってきてんじゃねー！」

及「いたっ！置いてくるの忘れちゃったんだよ！」

手渡そうとしたら、丁度メッセが届いて画面が明るくなった。

及「あ、やばっ！」

『…どーゆーことですか。』

画面には、私の写真。しかも寝てる私。

及「いや、かわいかったから…つい？」

マジでドン引きだわー。真顔で見てしまった。

及「俺だけじゃないからね？！」

花「あ、バカッ！」

振り向くと、顔を逸らす3年生。

『…今すぐ消してください。』

花「えー。」

『消さないと、及川さんの恥ずかしい写真ばらまきますよ。』

及「えっ？！」

『もちろん、他の方の恥ずかしい写真もあります。』

岩「…そんなもん、いつ撮ったんだよ。」

松「どーせ、嘘でしょ？」

『私が日々、ただやられてるだけだと思いますか？3年の先輩が飴と一緒にくれました。』

花「はぁ？」

『…1年生の時の体育祭…』

ボソッと呟いたら、松川さんがビクッとした。

『…2年生の時の秋の昼休み…、1年生の時の雪の日…、2年生のときの体験学習…。』

次々と呟いたら、みんなビクッとしていった。

「「「「すみませんでした。」」」」

松「ちゃんと消すから、勘弁して。」

『私の前で消してもらいますからね。』

「「「「はい。」」」」



私の日常…いざというときの備えアリ。

75.日常→←73.日常

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す