日常2【青城】【ハイキュー】

72.日常 ページ24

朝6時過ぎ。ピンポンが鳴る。
こんな時間に誰。ついさっき起きた私は、働かない頭のまま玄関を開けた。

花「おわっ！ちゃんと誰が来たか確認してからドア開けろよ。」

松「おはよ。」

なんで、いる？花巻さんと松川さん？ダメだ。眠すぎて考えるのも面倒。

花「朝練行くぞ。」

『…マネは、行かなくていいって…。』

松「たまには参加しろよ。Aいると俺らのモチベーション違うし。」

『私、これからお弁当作って、準備しなくちゃなんで、いってらっしゃい…』

花「昼は奢ってやるから。ほれ。着替えてこい。リビングで待ってるから。」

ボーッとしている私を置き去りに、話が進んでいく。とりあえず着替えるか…。


ーーーーー


松「A、こんなに朝弱かったっけ？」

花「合宿のときとか、勉強会のきはちゃんと起きてたよな？」

『合宿のときとかは、緊張感あるし、準備してから、寝るから、ちゃんと起きれる、けど、今日は違う。』

松「ふっ。半分寝てるな。これ。」

花「だな。おんぶしてやろーか？」

『…お願いします。』

花「えっ？」

そのまま、背中に倒れ込む。ちょっと慌てた声が聞こえるけど、知らない。花巻さんが言ったんだし。

おんぶなんて、子供の時ぶりだな。懐かしいな。あ、寝れる…

花「まさか、本当に来るとは…。」

松「いつものAなら、拒否するよな。とりあえず、荷物持つわ。」

花「あー、うん、よろしく。」

松「…頑張れ。」

花「軽いから平気なんだけど、背中に当たるものと、太ももヤバイ。」

松「うん。だから、頑張れ。」



私の日常…寝汚い。

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