日常【青城】【ハイキュー】

41.日常 ページ42

今日は花巻さんと松川さんが送ってくれて、ご飯を食べて行く。

松「あれ？Aの家ここ？」

『はい。そーですよ。』

松「俺ん家、ここから5分ぐらい行った所だよ。」

花「俺もここから10分ぐらい。」

『え？そーなんですか？』

花「いつもはあいつらとコンビニ寄るのに、違う道から帰ってたから気づかなかったな。」

なんと、お二人の通学路の途中に我が家がある事が判明しました。

花松「おじゃまします。」

『どーぞー。』

松「Aの部屋こっち？』

「ちょっ。まっすぐリビング来てください。』

松「ジョーダンだって。」

冗談に聞こえません。

今日のメニューは、ご飯、チーズインハンバーグ、ごろごろ野菜のコンソメスープ。

花「おーすげー！レストランみてー。」

『ちゃんとチーズ中に入ってますよ。』

松「まじ？」

花「んじゃ…」

花松「「いただきます」」

『召し上がれー。』

花「うまっ！」

『本当ですか？よかったです。』

松「本当に美味しい。」

『嬉しいです。沢山食べてくださいね。』


松「いやー。食った食った。」

『お粗末様でした。』

花「あー、このままここで寝たい。」

『いやいや、着替えとかないんですから、ちゃんと帰ってお風呂入ってから寝てくださいね。』

松「着替えとかあれば泊まっていーの？」

あ、しまった。言葉間違えた。

『いや…』

花「それ、いーな！今度、みんなで泊まりに来よう！」

『え？ダメですよ。』

松「なんで？あ、布団とかない感じ？」

『いや、そーではなくて…さすがに女がほぼ一人で暮らしている所に男の人を泊めるとゆーのは…』

松「Aは俺らが、ナニかするよーにみえるの？」

花「えー。ショックー。」

言い方がずるい。相変わらず、この人たちは一枚も二枚も上手だ。そして折れない事を、私は知っている。

『はぁ…わかりました。』

私が承諾するしかない。


私の日常…言葉選びは慎重に。

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