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30.日常 ページ31

『今日、大きいサイズのTシャツじゃないんですよ。』

及岩花松「は?」

岩「だから、どーしたんだ?」

『んー。まぁ、まだ大丈夫ですし、暑くなったら脱ぎます。』

岩「?まぁ、無理はするなよ。」

『はい。あ、及川さん、このあと私、洗濯に行ってしまうので、次の休憩の合図お願いします。ボトルはいつもの所に置いておきますので。』

及「おっけー。」


ーーーーー


及「きゅーけー!」

「「「「おーす!」」」

松「…なぁ。あれ見て。」

花「あ?…はっ?!おい、あれ見てみろ!」

岩「なんだよ…はっ?」

及「岩ちゃーん。どーしたの?…えっ?」

4人が目にしたのはA。
洗濯物を抱えて、早歩きで移動している。しかし、驚いているのは、その姿がTシャツ姿だったから。

ジャストサイズのTシャツでは、胸が目立つ。

花「すげー。」

岩「かなりスタイルいいな…。」

花「いやー、目に毒だわ。「大きいサイズのTシャツじゃない」って言ってた意味がわかる。」

松「それな。あんなん練習に集中できないわ。まぁ、Tシャツ大きくしても隠しきれない感じはするけど。」

及「まって!野球部の奴がガン見してる!」

岩「おい。誰かあいつにジャージきるように言ってこい。」


ーーーーー


国「A。」

『ん?あ、休憩か。どーしたの?突き指した?」

国「これ、着てろって。3年生が。」

『ジャージ?戻るときには着るよ?』

国「野球部の人たちが見てるから今すぐ着て。」

『あー。まぁ、見てるだけだしね。気にしないんだけど。』

国「いいから。着る。」

『へいへい。』

暑いけどしょうがない。しぶしぶジャージを来て仕事を終えてから体育館に戻る。

及「Aちゃん!もう外でジャージ脱いじゃダメだよ!」

『いや、暑いんで。それは無理ですよ。』

及「いいから!体育館だったらいいから!」

『うーん。私がTシャツでも、皆さん集中して練習します?』

及「うっ!…す、するよ!だから、外ではダメ!」

『はぁ。わかりました。』


私の日常…過保護な人たちに囲まれる。

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遥香(プロフ) - はい、面白くて何も言えないですね。はい。応援してます! (2020年2月29日 21時) (レス) id: 669894a785 (このIDを非表示/違反報告)
モビー(プロフ) - こーこさん» 初めまして。コメントありがとうございます。私のくだらない妄想、拙い文章ですが、楽しんで頂けてるみたいで嬉しいです。コメントとても励みになります。 (2020年1月12日 23時) (レス) id: 227a043625 (このIDを非表示/違反報告)
こーこ(プロフ) - 最後の私の日常のところ、毎回どんなのがくるのか楽しみにして読んでます!なんか主人公の自己紹介?みたいで…。あと、詐欺のところ私自身全然気づかなくて爆笑しました!とりまめちゃくちゃ面白かったです!これからも頑張ってください!! (2020年1月12日 20時) (レス) id: b13e5395fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モビー | 作成日時:2019年12月19日 22時

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