日常【青城】【ハイキュー】

21.日常 ページ22

ここで断っても、私は何も悪くない。騙されただけだし。及川さんはただ煽ってるだけだとわかっている。
けれども、悔しい。

『…わかりました。やります。』

私の一言に、周りがワッと盛り上がった。

及「そーこなくっちゃ！よし、じゃ休憩おわりー！」

花「よろしくな」
松「よろしくねー」
岩「あー…悪かった。頼んだ。」

『はぁ。頑張ります。』

ちょっと落ち込んでたら、英が近づいてきた。

国「A…ね？だから大丈夫って言ったでしょ。」

『何の話？』

国「覚えてないならいーよ。わからないことあったら聞いて。」

『ん。ありがと。』

いい子だな…騙されたけど。


ーーーーー

「それじゃあ、今日はここまで。」

「「「ありがとーございました！」」」

及「あ、最後に。Aちゃん！」

え？何？こんな全員がいる場所で呼ぶなんて。とりあえず手招きされたので向かう。

及「マネージャーになったAちゃんだよ！はい、自己紹介して。」

なんて気軽に言う及川さん。私がノミの心臓なら倒れてるぞ。人前に立つの慣れてるけど。

『山田 Aです。』

周りからは
「やっぱりあの子マネになったのか。」
「てか、大丈夫なのか？」
などなど、聞こえてくる。

『あー、最初は友達に誘われて…最後は及川さんに騙されてやる事になりましたが、やると決めたのは私なので。やるからにはきちんとやります。よろしくお願いします。』

岩「…こいつは、今までの奴らとは違う。安心しろ。」

岩泉さんの一言で、皆さん納得してくれたようで。はぁ。やっぱり岩泉さんイケメン。



私の日常…言葉には責任をもつ。

22.日常→←20.日常

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す