寮生活5 ページ27
.夜
荷造りを終えた生徒は共同スペースでくつろいでいる中、芦戸の提案で、お部屋披露大会が始まった。
Aも他の女子とともにキャッキャと騒ぐ、一通り部屋を見て回り一度共同スペースに戻ると、その場で解散となった。
自分も自室に戻ろうと、歩き出そうとしたAだったが、
麗「Aちゃん、ちょ待って！」
麗日の声で足を止め振り返る。麗日は他にも何人か引き止め、寮の外に着いてきて欲しいと呼びかけた。
玄関へと歩き出す麗日の後を追いかけて外へ出ると、梅雨ちゃんがうつむいて立っていた。
麗「梅雨ちゃんが皆にお話ししたいんやって」
梅雨ちゃんは麗日の声に促されるように一歩前に足を踏み出すとポツリポツリと言葉を紡いだ。
梅雨ちゃんの話す内容は爆豪とAを救助に行ったときの内容だったようで、Aには耳に覚えの無い話だった。
助けに行った出久達にひどい辛い言い方をしてしまったと悔やみ、どうしたらいいかわからず、
皆とまた楽しくおしゃべり出来るようにしたいと泣き出す梅雨ちゃんに皆が寄り添い謝る。
そんな様子を一歩引いた所から見ていたAは悔しさで、うつむき手を力一杯握りしめた。
梅雨ちゃんを…皆を…不安な気持ちにさせた自分に腹が立つ
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抹茶タルト(プロフ) - 真白さん» コメントありがとうございます！嬉しいですー時間作って頑張ります🙇♂️ (2022年12月23日 10時) (
レス) id: 5c7767589d (このIDを非表示/違反報告)
真白 - え〜！？つづき気になる〜！おもしろかったです (2022年12月21日 9時) (レス) @page29 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶タルト | 作成日時：2021年10月2日 14時
