林間合宿後6 ページ19
Asid
学校につくと、いつもの賑やかさはなく、生徒は1人もいなかった
消太と共に職員室に向かうと先生達が忙しそうに机に向かっていた
『おはようございます』
私が挨拶をしながら職員室に入ると
ミ「ちょっとあんた大丈夫！？心配したのよ」
ミッドナイト先生が駆け寄ってきて、抱きしめられた
『うっ、、、ミッドナイト先生、もう大丈夫です。心配かけてごめんなさい』
(苦しいっ、、、)
強く抱きしめられ窒息しかけていると
相「ミッドナイトさん、離してやってください苦しそうです」
ミ「あら、ごめんなさい」
消太さんの助けによって解放されると
他の先生達も集まってきて、心配していたのだと声をかけられた
次第に、先生達が自分の席に戻って行った頃
オ「天雷少女ちょっといいかな」
さきの戦いで痩せ細ったオールマイトが深刻そうな顔で立っていた
場所を変えて話そうと言うオールマイトの後について、仮眠室に向かう
部屋につき私が椅子に座ると、オールマイトは額を床につけた
オ「すまなかった！」
『えっ、、』
突然のことに驚き言葉を失っていると、オールマイトは続けた
オ「合宿中に助けに行けなかった事もそうだが、あの時、近くにいたのに守れずに、君に怪我を負わせてしまった」
『ちょっと、オールマイト！顔を上げてください』
慌てて頭を上げてもらおうとオールマイトの前にしゃがみ、肩に手を触れる
オ「どうやって償えばいいのかわからないが、私にできることならどんなことだってする！許してもらおうなんて思っていない、ただ謝りたかったんだ、本当にすまなかった！」
『オールマイト、、、』
オールマイトは一向に顔を上げる気配がない
『オールマイト、許すも何も私は貴方を恨んでなんかいませんよ、だから顔を上げてください』
オールマイトはゆっくりと頭を上げたが顔は下を向いたままだった
『あの時、貴方が来てくれて本当に嬉しかったんです。助けに来てくれてありがとうございます。ヒーロー』
笑顔で言うと、やっと顔を上げたオールマイトと目が合った
オ「、、、っ全く、君にはかなわないな」
オールマイトは少し笑いながらそう言った
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抹茶タルト(プロフ) - 真白さん» コメントありがとうございます！嬉しいですー時間作って頑張ります🙇♂️ (2022年12月23日 10時) (
レス) id: 5c7767589d (このIDを非表示/違反報告)
真白 - え〜！？つづき気になる〜！おもしろかったです (2022年12月21日 9時) (レス) @page29 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶タルト | 作成日時：2021年10月2日 14時
