SO AO NO MO 短編集

ｱﾝﾀが言うんなら (N) 1 ページ9

Nside

今俺達は、収録時間まで時間があるので楽屋で、自分達の過去のﾗｲﾌﾞDVDを観ていた

過去のだから、当然若く初々しい

今とは、少し違う挨拶を観たりして
ﾜｰ ﾜｰ言っていたが
いきなり相葉さんが、一時停止ﾎﾞﾀﾝを押して
相葉さんの隣でｸｯｼｮﾝを抱いて座ってる大野さんに、ﾃﾚﾋﾞ画面を指差して聞いた

A｢ねぇ おーちゃん！
これってさ、本当にしてるの？｣

O｢ん？｣

眠くて何を聞かれたか分からないのか、大野さんの頭上に？が浮かんでた

そんな大野さんを助けようと潤くんと翔さんが、口を開いた

M｢いやいや どう観てもやってないだろ｣

潤くんは、何とか冗談っぽく言いましたが

S｢そうだよ！ この時もｽｷﾝｼｯﾌﾟ激しかったけど、これは、やってないだろ｣

と言いながらも翔さんは、"やってないだろ？ やってないよ"と自分に言い聞かせる様にﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言っていた

そんなに、言い聞かせなくても分かるでしょ(笑)

相葉さんが、一時停止したのは、俺が大野さんの頭を固定してｷｽしてるように見せてる所で
実際は、していないって言うのは、DVDでも分かる

何をそんなに、疑う所があるんだろうか？

とか、思ってると大野さんが、んふふと笑った

笑った大野さんに、食いついたのは、相葉さんだ

A｢えっ!? やったの？｣

と言う相葉さんの問いに大野さんは、"んふふ"とまた笑った

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